うまスクエア

【穴馬券ネオメソッド】

勝ち馬の共通項

AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が予想を公開！(13時頃より放送予定)

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東京11Ｒ　根岸Ｓ（GⅢ）(ダ1400ｍ)


毎年恒例、勝ち馬に明確なパターンがある根岸Ｓ。

【根岸Ｓ“勝ち馬”のポイント】
・良馬場なら父サンデー系または父ミスプロ系
・近２走以内で上がり２位以内の脚を使っている
・根岸Ｓ初参戦

このレースで求められるものは、極めて高い直線スピード。

道中後方で脚を溜め、直線で溜めた脚を爆発させる資質が問われるレース。必然的に脚質的には差し・追い込み馬が圧倒的に有利。まずはその脚質からふるいを掛けてもいいくらい。



過去の勝ち馬のほとんどが、近走で速い上がりを使っていたという事実。

現在と同じ東京ダ1400という条件で行われるようになった2001年以降、中山で代替開催が行われた2003年を除く17頭の勝ち馬のうち、07年ビッググラスと02年サウスヴィグラスの２頭を除く15頭が、近２走以内にメンバー２位以内の上がりを使っていました。

直線スピードが問われるレースですから、「他馬より速く上がってくることができる」という個性の重要性が高まることは必然の帰結。16年のモーニンのように、先行して速い上がりを使っていた馬もいますが、基本的には、差し追い込みでこの要件を満たしていることが理想。

『近２走以内で上がり２位以内の脚を使っていること』

このテーマは重視したいところ。



次に血統面。良馬場で行われる根岸Ｓを勝ち切る馬は、父サンデー系か父ミスプロ系です。

今年は良馬場施行がほぼ確実な情勢。

『父サンデー系か父ミスプロ系』

から買う馬を選びたいところ。



また、理由が明確でないものの、勝ち馬に関して“鮮度”が求められるのが根岸Ｓの特徴。

2001年以降、中山で代替開催が行われた2003年を除く17頭の勝ち馬のうち、なんと16頭が東京ダ1400の根岸Ｓ初参戦（唯一の例外は2011年のセイクリムズン。04年の勝ち馬シャドウスケイプは、中山代替開催の根岸Ｓに出走経験アリ）。

逆に、過去の勝ち馬が翌年以降に出走すると着順を下げるという傾向も同時に存在します。過去、このレースを連覇した馬は１頭もいません（サウスヴィグラスは東京⇒代替開催の中山で連覇）。すなわち、過去の勝ち馬は翌年以降に再び出走してきても軒並み着順を落とすことになります。昨年も、前年の覇者カフジテイクが３着に敗れました。

正直、これに関しては明確な根拠は分かりかねますが、これだけハッキリ傾向として出ている以上、このレースに対する“鮮度”は重要なテーマであると考えるべき。

『根岸Ｓ初参戦組』

というわけで、以上のテーマを据えた上で、今年のメンバーを見渡すと、全ての要素を満たす馬が１頭います。

今年の本命は⑬メイショウウタゲ。

地方交流戦を挟んでいますが、中央における２走前にメンバー最速の上がりを使って勝利（ちなみに、09年の勝ち馬フェラーリピサが交流重賞挟みのパターンに該当）。父が、過去にグロリアスノアとカフジテイクでこのレースを２勝しているミスプロ系プリサイスエンド。そして、この馬自身、根岸Ｓ初参戦。

ムラ馬でいつ嵌るか……というタイプの馬ですが、今回は大チャンスでしょう。

勝ち馬にパターンが存在するレース。今年も単勝１点で買おうと思います。

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【日曜の注目穴馬】
京都11Ｒ
シルクロードＳ(芝1200ｍ)
◎③フミノムーン



最近のシルクロードＳは、ミスプロ系産駒が圧倒している状況。



昨年はアドマイヤムーン産駒の人気薄が１～３着を独占。そのアドマイヤムーンは前年も圏内に産駒を送り込んでいます。

その他、連覇を果たしたダンスディレクター、二桁人気で激走したワキノブレイブなど、全て父ミスプロ系。

上記表以前に遡っても、15年は父ルールオブローのアンバルブライベンと父ストーミングホームのサドンストームでワンツーを決めています。

昨年は非・フォーティナイナー系という括りも設けていましたが、昨年は１～３着、一昨年は２、３着にフォーティナイナー系が入っており、この括りは必要ないと考えるべきでしょう。

素直に

『父ミスプロ系』

というテーマで候補馬を抽出します。

②ダノンスマッシュ
（父ロードカナロア）

③フミノムーン
（父アドマイヤムーン）

⑥ラインスピリット
（父スウェプトオーヴァーボード）

⑭セイウンコウセイ
（父アドマイヤムーン）

⑯アンヴァル
（父ロードカナロア）

⑱ティーハーフ
（父ストーミングホーム）

穴馬は③フミノムーン。

昨年のこのレース３着馬。同じ舞台で行われる京阪杯でも３着と好走した実績があり、既にコース適性が証明されている存在です。

究極の他力本願タイプだけに、展開と進路取りが嵌ることという大前提はありますが、脚を溜めやすい内枠引き、前走から３キロ減の54キロと強調できる加点材料が存在する今回。無欲の追い込みに期待してみる手が成立しそうです。


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