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フェブラリーSと「JRAダートG1同年勝利」を目指すペプチドナイルに注目！

前走の南部杯はレモンポップと一騎打ちの末に2着敗退。ゴール前の脚色もほとんど遜色なかっただけに、あのまま仮に盛岡駅まで走っても結果は変わらなかっただろう。

しかし、舞台が中京なら話は別だ。

レモンポップにとって前走の盛岡ダ1600mは、23年に後続へ2秒もの大差を付けたレース。ライバルのベスト条件で0秒1差なら善戦の部類とも言える。

また昨年の覇者とはいえ、レモンポップにとって中京ダ1800mはお世辞にも適鞍とは言い難い。主戦の坂井瑠騎手も「距離はギリギリ。能力の高さで押し切ってくれました」と語っているように、当時は地力の違いでねじ伏せた形となる。

ところが今年は前走の南部杯は馬場差を考慮しても、23年1分33秒8(稍重)と比べて勝ち時計は1分35秒9(良)と2秒1も遅い。

いくらペプチドナイルから徹底マークを受けていたとしても物足りない数字で、陣営が語る「(南部杯は)70%のデキ」が事実だとしても、競走馬としてピークを過ぎた可能性を否定できない。

対してペプチドナイルにとって中京替わりは間違いなくプラス。何を隠そう初ダートの舞台が中京で当時はゴール前流して8馬身差の大楽勝。ダートG1馬の片鱗をのぞかせており、レモンポップの逆転候補として要注目だ。