完全攻略ファイル No.2
【天皇賞秋】菊花賞はアドマイヤテラ推奨!今週は「シュタルケ騎手キングズパレス」に注目
先週の菊花賞は当欄で
『1度は諦めかけたG1制覇のチャンス!「武豊アドマイヤテラ」が狙える理由』と紹介したとおり、アドマイヤテラが武豊騎手の好騎乗に導かれ7番人気で3着。欲を言えば2着に粘ってほしかったものの、見せ場タップリの競馬を披露してくれた。
豪華G1馬6頭が揃った今週の
天皇賞秋(東京・芝2000m)も臆せず穴狙い。アドマイヤテラと同じく格下馬でも
キングズパレスの走りにご注目いただきたい。
デビューから合計20戦で[4-10-3-3]という成績が物語るとおり、同馬は典型的な相手なりのタイプ。しかも馬券外に敗れた3戦のうち2戦が新馬と休養明けのセントライト記念であり、残る1戦も0秒2差4着という徹底ぶりだ。
オープン昇級後もローカル重賞を3戦して2・2・3着とあと一歩の競馬続きも、これが良くも悪くもキングズパレスの個性。直線で抜け出すと気を抜く悪癖があり、メンバーが一気に強化されるG1なら最後まで集中して走れる公算が高い。
余談として今回は主戦の松岡騎手から短期免許で来日中のシュタルケ騎手に乗り替わる。これはシュタルケ騎手の身元引受馬主が社台レースホースのため契約上やむを得ないことなのだが、それを承知で中間の追い切りに降ろされた松岡騎手が志願して調教に騎乗!
誰よりも同馬の素質を買っている松岡騎手の想いを背負い、キングズパレスが真の力を発揮する時が訪れた。
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山川記者の重賞予想講座
天皇賞・秋編
■プロフィール
豊富なデータと現場情報の二刀流で活躍する記者。的を得た重賞レースの講義がユーザーに大好評!
葵S(◎ピューロマジック)・日本ダービー(◎ジャスティンミラノ)などなど、重賞で多くの的中を仕留めている。
ルメール最強説に敢えて待ったをかける!?
秋華賞(チェルヴィニア)、菊花賞(アーバンシック)と絶好調のルメール。毎週のように、勝利インタビューに登場している。
だが、今回ばかりは待ったをかけたいところ。レーベンスティールは、天皇賞・秋が国内G1初出走になるわけだが、このレースはシンプルにG1未勝利馬には優しくない。
この点も含め、今年の天皇賞・秋で買うべきはどの馬なのか?最終予想も公開するから、ぜひ見てくれよ!