完全攻略ファイル No.4
【京都大賞典】キャリアを積んで充実一途!得意の淀で主役を張る
3日間開催のトリを務める重賞は、秋の京都開催の開幕を告げる
京都大賞典(京都・芝2400m)。今年は3年ぶりに京都競馬場に帰ってきました。
昨年は重賞初挑戦だったヴェラアズールが勝ち、その勢いのままジャパンカップを制しました。一昨年は8歳となっていたマカヒキが3歳秋以来の勝利を挙げ、劇的な復活を遂げましたね。
連覇を狙うヴェラアズールの走りも注目ですが、今年は59キロを背負い、昨年のジャパンカップ以降、10着、13着、8着と大きな着順が続いているのは気になるところです。
では、逆転候補はどの馬か?
ここは、昨年の2着馬
ボッケリーニに注目します。
昨年の京都大賞典は、ヴェラアズールに2馬身差の完敗。その後のG1挑戦もジャパンカップ17着、有馬記念11着と見せ場なく敗れました。
しかし、年が明けて初戦の日経賞は勝ったタイトルホルダーに離されはしたものの、中団から渋太く脚を伸ばして2着と復調のキッカケを掴み、続く鳴尾記念では8頭がコンマ4秒差にひしめく大激戦を制して昨年の目黒記念以来となる1年ぶりの勝利で重賞3勝目を挙げました。
前走の宝塚記念は7着ながら、勝ったイクイノックスとは0.5秒差。ここではヴェラアズールに先着を果たし、ヴェラアズールとは対象的に上昇ムードが窺えます。
7歳秋を迎えても馬は元気いっぱい!今年は舞台が京都競馬場に変わりますが、京都コースは(2-1-0-1/4)と得意としており、坂の下りで勢いを付けられるコースレイアウトが合っているのでしょう。
今年の主役を務めるのは、ズバリこの馬です!
関連記事
【京都大賞典】適性は文句なし!秋の京都でひとマクリ