完全攻略ファイル No.3
【毎日王冠】人気急落のココが狙い目!G1ホースを尻目に一発の可能性十分
かつて、
毎日王冠(東京・芝1800m)といえば、天皇賞秋をターゲットとする古馬中距離路線のトップホースが本番前のひと叩きとして選択されていたケースが多く見られました。
ところが近年、天皇賞秋においては、春からぶっつけで挑む馬、もしくはローテーションが楽になる札幌記念を始動戦とする馬が増え、マイルチャンピオンシップの前哨戦という傾向が濃くなってきた印象を受けます。
今年のメンバーを見渡すと、G1を勝っているソングライン、シュネルマイスターはともにマイルG1の勝ち馬。その2頭は次走に大目標が控え、今回は何が何でもという立場ではありません。
となれば、他馬が付け入る可能性も十分。そこで狙ってみたいのが、
フェーングロッテンです。
今年、なんと3世代が出走するラジオNIKKEI賞勝ち馬のうちの1頭。
昨年の勝ち馬であるこの馬は、その後は勝ち鞍に恵まれていないものの、金鯱賞、鳴尾記念で2着、新潟記念、中山金杯でともに3着と重賞戦線で堅実な走りを見せています。
中でも3走前の金鯱賞では、後に札幌記念も香港のG1で2着、夏の札幌記念を快勝するプログノーシスに3/4馬身差の2着。G1級の強敵相手でも十分やれることを証明してみせました。
東京コースは初めてですが、左回りそのものは(1-2-2-1/6)と堅実で、馬券圏内を外した一戦は、気の悪さを出してレースにならなかかったもの。そのレース以降、ブリンカーを着用してレースぶりがグンと安定しました。
前走の七夕賞14着は、夏負けの影響があったようで参考外といえるもの。今回は斤量も1キロ軽くなりますし、揉まれずレースができそうな外枠もこの馬にとっては好材料といえるでしょう。
前述のラジオNIKKEI賞は、好位からの競馬で勝っており、人気急落のココは絶好の狙い目です!
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