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【新潟記念】夏の臨時ボーナス獲得の大チャンス!「4000万円にんじん」が馬券のカギを握る?
優勝馬の関係者に対しレース賞金とは別に褒賞金として馬主に3200万円、厩舎関係者に800万円の合計4000万が授与されるサマー2000シリーズの最終戦、
新潟記念(新潟・芝2000m)。
すでにサマースプリントシリーズはCBC賞、北九州記念を連勝したジャスパークローネが合計21ポイント(函館スプリントS16着の1ポイントを含む)で優勝確実。ところが2000シリーズは最終戦を迎えた時点で、「該当馬なし」の事態に陥っているのをご存知だろうか?
札幌記念を制し現在12ポイントで1位のプログノーシスは、「合計得点が13点以上」の規定を満たしておらず、2位で小倉記念の勝ち馬エヒト、3位タイで函館記念を快勝したローシャムパーク、七夕賞を勝利後に故障休養中のセイウンハーデスも同様だ。
5位以下の馬達も最終戦に駒を進めてきた馬すらほとんどおらず、新潟記念で勝利(10ポイント)が大前提ながら、函館記念4着(3ポイント)で合計13ポイントとなる
マイネルウィルトスのみ、サマー2000シリーズ制覇の可能性が残されている。
思わぬ形で転がり込んできた夏の臨時ボーナス獲得の大チャンスに、厩舎サイドとしても燃えないワケがない。1週前追いの栗東坂路では自己ベストに0秒2差に迫る好時計を叩き出すなど、脚部不安で長く休んでいた馬とは思えない勝負仕上げを施された。
「1年ぶりのレースで反動を心配したけど、使った上積みの方が大きいね。今は脚元も大丈夫。気にせずに調整ができているし、次はもっと走れると思う」と陣営は色気タップリ。当時新潟芝2000mで行われた福島民報杯を大差勝ちした舞台で、密かに一発を狙っている。
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