完全攻略ファイル No.1

【エルムS】全ての面で条件が好転するのに人気なし!注目されない「裏箱」イチ押し穴馬



北海道シリーズは前半戦の函館が終わり、後半の札幌も早いもので3週目。そんな最中、いまもなお函館競馬場で調整する馬がいるのをご存知だろうか?

札幌競馬場には芝とダートしか調教手段がない。それに対して函館競馬場には調教専用トラックのウッドコースがあるため、これを目当てに本州における東西トレーニングセンターのような位置づけで滞在を続ける、通称「裏函(うらはこ)」組が激アツなのだ。

函館の開催終了後は多くの関係者が札幌へ移動。調教時計や新聞のコメント取りのため必要最低限の記者が居残りで取材しているものの、札幌と比べて人員は圧倒的に少なく調教で好時計を出しても注目されにくい。

例えばエルムSで1番人気が予想されるペプチドナイルは、1週前追いの札幌ダートで5ハロン63秒7(一杯)の猛時計をマーク。また今回は「大沼S→マリーン→エルムS」の北海道ダート3冠がかかるとあって、スポーツ各紙で大々的に取り上げられている。

ところが開催が終わった函館で黙々と調整を続ける裏箱組は静かなもの。エルムSに出走するアシャカトブも1週前追いの函館ウッドで5ハロン65秒8の好時計を馬なりでマークしながら、取材に訪れる記者は片手で数えても余るほどだ。

約半年の休養明けだった前走のマリーンSは、勝ったペプチドナイルから1秒近く離された4着敗退。しかし当時は16キロ増と明らかな太目残りに加えて、58キロのハンデを背負っていた。

現地函館で取材する某ベテラン記者も「爪不安が長引いて使いたいレースになかなか使えなかったけど、ようやく脚元が安定してきた。久々を叩いて状態も上向いているし、札幌までの輸送で馬体が減る今回は穴で面白いんじゃないかな」と馬券を狙っている様子。

佐賀記念2着、オープン特別2勝の実力馬もエルムSは勝ったレースの格に応じて負担重量が決まる「グレード別定」のため、マリーンSから1キロ減の57キロで出走可能なのも魅力。札幌で穴馬券を量産する裏箱組のなかでも要注目の1頭だ。


関連記事
【平井雄二のBe The Winner】レパードS・混戦メンバーを見極める視点&オススメの2頭を一挙に紹介!

うまスクエアメンバー登録

STEP:1メールアドレス入力

メールアドレスの入力

うまスクエアからのメルマガを受け取りたいメールアドレスを入力して下さい。
※携帯のメールアドレスでも、ご利用頂くことが出来ます。

入力されたメールアドレス宛てに【仮登録メール】をお送り致します。
【仮登録メール】に記載されたURLをクリックして頂くと、うまスクエアへのメンバー登録が完了します。

  • メールアドレス(半角英数字)

PR

境和樹 SNS

コンテンツ一覧