うまスクエア

七夕賞3着ホウオウエミーズ(13人気)、函館記念3着ブローザホーン(2人気)と当欄推奨馬が2週続けて好走中。今回のターゲットは国民的人気アニメ「サザエさん」に登場するキャラ「穴子さん」を連想させるとして、ファンから人気の珍名馬アナゴサンが勝負気配だ。

その理由を事情通の記者は「昔、人気の時に限って全然ダメで、人気薄が落ちた途端に好走する馬を『新聞の読める馬』なんて言われたけど、こいつは馬名の由来を理解しているのか走る、走らないが“曜日”で分かる。さしずめ『曜日が分かる馬』かな」とのこと。

なるほど。アナゴサンの戦績を振り返ると馬券外に敗れた5・4・前走は土曜に対し、好走した7・6・3・2走前はサザエさんが放送される「日曜」なのだ。

しかし、サイン馬券派のファンでない限り、「今回はレースが日曜だから走る番！」と言われても、なかなか納得できないのも事実だろう。

「もちろん狙える理由はそれだけじゃない。5着に敗れた米子Sは前半3ハロン33秒7の超ハイペース。逃げたノルカソルカはシンガリ負けに沈んだのに、2番手から負かしに動いて5着に粘ったんだからもう本物。前有利の流れになれば残っても不思議ないよ」とのこと。

確かに今年のメンバーを見渡すと何が何でも逃げたい馬は不在。しかも今回はサザエさんが放送される得意の日曜だけに、展開次第によっては荒れる夏競馬の穴馬候補として浮上する。