完全攻略ファイル No.2

【ラジオNIKKEI賞】鞍上弱化にあらず!? アノ名手が素質を絶賛した人気薄



ネオユニヴァース、ヴィクトワールピサ、ドゥラメンテ、ラッキーライラック、ラヴズオンリーユーなど数々の名馬と共に大レースを制したM.デムーロ騎手。

そんなJRAを代表する名手が後続に3馬身半差を付けて圧勝した未勝利戦1着時に、「凄く賢い馬。走るね」と手放しに絶賛していたのが、ラジオNIKKEI賞(福島・芝1800m)に出走するマイネルモーントだ。

その言葉を裏づけるように、同馬には出走を取り消した2走前を含む全5戦全てにM.デムーロ騎手が騎乗。1勝クラスに昇級した前走の東京戦も4番人気の低評価をあざ笑うかのような内容で快勝し、実質的に「未勝利→1勝クラス」を連勝して重賞に駒を進めてきた。

ところが、である。今回マイネルモーントに騎乗するのは誰よりも素質を高く評価しているM.デムーロ騎手ではなく、初めてのコンビとなる石川裕紀人騎手。マイネル軍団と縁が深い戸崎、丹内、柴田大騎手などならまだしも、お世辞にも主戦ジョッキーとは言い難い。

夏競馬も毎週末馬券と格闘しているファンであれば誰もがクビを傾げたくなる人選に、トレセン事情に詳しい記者は「可能なら間違いなくミルコ(デムーロ)も、マイネルモーントの方に乗りたかったはずだよ」と経緯を説明してくれた。

「まず今回のマイネルモーントは前走から中1週。この時点でミルコは関西馬のスズカハービンに騎乗が決まっていた。そこへマイネルモーントが急遽使うことになったから、先約の関係で泣く泣く断っただけ。戸崎も空いて無かったし、丹内は函館だからね」と舞台裏を語る。

また勝負の手綱を託された石川裕騎手についても「今回みたく戸崎やミルコが乗れない時の代打要員。去年の福島かな。例の感染症疑いで(柴田)大知が騎乗てきなくなった時に、ピンチヒッターで軍団の期待馬マイネルビジョンで勝たせて関係者の評価が上がった」とのこと。

言われてみれば今週末の福島は土日ともマイネル軍団主戦の柴田大騎手が参戦。ラジオNIKKEI賞に騎乗馬がいない。馬主サイドの意向次第によっては「マイネルモーント=柴田大」の可能性も考えられるケースだ。

M.デムーロ騎手が乗れないのは先約の関係。また多くのファンにとって「石川裕騎手=鞍上弱化」と見えるのも、出走経緯やジョッキー決定の過程を考慮すると適切ではないだろう。名手が惚れこむ逸材を先物買いする価値は十分ある。

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