完全攻略ファイル No.4
【エプソムC】まだまだ見限りは厳禁!人気急落のここは絶好の狙い目
エプソムカップ(東京・芝1800m)は、先週の安田記念まで5週連続G1が行われて盛り上がった東京競馬場が舞台。
過去の勝ち馬には、エイシンヒカリ、エイシンデピュティ、マーベラスサンデーといった、後のG1ホースの名前もあり、秋へ向けてニューヒーロー誕生が期待される一戦です。
同時に馬券的にも好配当を連れてきてくれそうな馬を見つけ出したい一戦。そこで注目したいのは、
ヤマニンサルバムです。
昨年暮れに2勝クラス、年明けに3勝クラスと連勝してオープン入りを果たした4歳馬。
3走前、オープン初戦の白富士ステークスでは、先日の目黒記念で3着に入ったサリエラから0.2秒差の3着。
ここ2走の重賞挑戦は7着と崩れていますが、それまでは馬券圏内を外したのがデビュー3戦目の4着1度しかなく、好位から安定したレース運びができるセンスの良さがセールスポイントです。
崩れた2度の重賞挑戦を振り返ると、2走前の金鯱賞は勝ち馬から0.7秒差。道中やや行きたがる素振りを見せ、最後の一踏ん張りが利きませんでした。
前走の新潟大賞典は勝ち時計が2分3秒8という極悪馬場で、道中もこの馬のポジションを取り切れず、ある意味、度外視できるレース。力を出し切れていない消化不良のレースが続いています。
左回りそのものは得意ですし、金鯱賞のレースぶりから、1ハロンの距離短縮もプラスに出そう。あとは空模様ですが、土曜正午の予報では、雨が降っても前走のような馬場にはならなさそう。
また、重馬場でも勝ち馬と同タイムの2着があり、道悪そのものは決してこなせないタイプではありません。
中間の調教過程から、状態面に陰りは見られず、ここは真価が問われるレース。単勝オッズほど人気上位との差は感じられないだけに、積極的に狙ってみたい1頭です!
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