完全攻略ファイル No.2
【京都新聞杯】派手さはなくとも地力は確か!良血馬を蹴散らしてダービーへ
京都競馬場のリニューアルオープンに伴って、
京都新聞杯(京都・芝2200m)も3年ぶりに京都競馬場が舞台。
13年はキズナがこのレースと日本ダービーを連勝。19年はこのレースで2着だったロジャーバローズが12番人気の低評価を覆して日本ダービーを制覇するなど、大一番と関連の強い重賞です。
今年の京都新聞杯で注目したいのは、毎日杯3着からの前進を期す
ドットクルーです。
近親に3勝を挙げ、オークス、秋華賞に出走したことがあるティアーモがいるものの、これといった活躍馬がおらず、自身は北海道サマーセールで451万円というお手頃価格で取引された、いわゆる地味な馬。
それでも、ここまで2勝を挙げ、重賞初挑戦となった毎日杯でも3着に入り、2億円を超える価格で取引されたアドマイヤイルや1億円を超えるフェイトに先着を果たしています。
キャリア5戦で掲示板を外したことがない堅実駆けが売りで、レースぶりの巧さが光る1頭。今回もサトノグランツ、ダノントルネードといった高額取引された良血が相手となりますが、こちらは一足先に重賞で好走しており、臆するところは何もありません。
キャリア5戦の好走馬
22年 2着 ヴェローナシチー
22年 3着 ボルドグフーシュ
20年 1着 ディープボンド
20年 3着 ファルコニア
18年 3着 シャルドネゴールド
17年 1着 プラチナムバレット
17年 3着 ダノンディスタンス
16年 1着 スマートオーディン
14年 3着 ガリバルディ
13年 1着 キズナ
13年 2着 ペプチドアマゾン
しかも、過去10年の京都新聞杯において、キャリア5戦の馬は(4-2-5-20/31)で最多の4勝。ここまでの実績は違いますが、キズナもキャリア5戦の馬でした。
高額取引された良血馬を蹴散らして、競馬の祭典・日本ダービーへ!そんな期待を抱かずにいられない1頭です!