完全攻略ファイル No.4
【大阪杯】その底力を侮るな!完全復活へ舞台は整った
昨年の2冠牝馬スターズオンアースの名前はあるものの、今年の
大阪杯(阪神・芝2000m)は年度代表馬や牡馬クラシックホースがいない、やや小粒なメンバー。
スターズオンアースは秋華賞以来となる休み明け。初の古馬相手で、更にデビュー3戦目以降は全て牝馬限定戦とあって、全幅の信頼はどうかとなると、微妙なところではあります。
そんな波乱含みのレースで一発を期待したい馬!それは
キラーアビリティです。
2歳時にホープフルステークスを勝っているG1ウイナーであるものの、クラシックでは皐月賞13着、日本ダービー6着と見せ場なく完敗。前日正午の単勝オッズが9番人気という低評価で、忘れられた存在となっています。
ホープフルステークス以降に馬券圏内の好走があったのは、昨年暮れの中日新聞杯1着のみ。ここで成績を振り返ってみると、デビューからの3勝は全て2000m。体調がひと息だった皐月賞を度外視すれば、2000mでは負けておらず、G1勝ちを含む重賞2勝。初勝利となった未勝利戦はレコードタイムと、非常に中身の濃い成績を残しているのです。
キラーアビリティの2000m成績
22/12/10 1着 中日新聞杯
22/04/17 13着 皐月賞
21/12/28 1着 ホープフルS
21/08/28 1着 未勝利
また、今回手綱をとるのは、中日新聞杯以来のコンビとなる
団野大成騎手。
そう、団野騎手といえば、先週の高松宮記念で、12番人気のファストフォースをG1初勝利に導いた勢いある若手ジョッキー。何とも楽しみなコンビが復活しました。
強いと言われる4歳世代のG1ホース。その底力は絶対に侮れません!
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