完全攻略ファイル No.4
【チャンピオンズC】順風満帆はうわべだけ!?強力なジンクスが立ちはだかる
2000年にジャパンカップダートの名称で創設され、現在の
チャンピオンズカップ(中京・ダ1800m)となったのが2014年。年末に大井の東京大賞典が控えるものの、文字通りダートのチャンピオンを決める大一番となっています。
今年のチャンピオンズカップで最も注目されるトピックといえば、昨年6馬身差の圧勝を演じた
テーオーケインズの連覇達成なるかでしょう。
昨年の圧巻のパフォーマンスから、その可能性はかなり高そうにも思えますが、実はヤバいジンクスも複数存在します。
まずは昨年の帝王賞以降、1度も連勝がないことです。
テーオーケインズ・2021年帝王賞以降の戦績
22/12/04 ?着 チャンピオンズC
22/11/03 1着 JBCクラシック
22/06/29 4着 帝王賞
22/05/21 1着 平安S
22/02/26 8着 サウジカップ
21/12/05 1着 チャンピオンズC
21/11/03 4着 JBCクラシック
21/06/30 1着 帝王賞
今年は前走で昨年4着と敗れたJBCクラシックを快勝してリベンジを果たした一方、2走前には昨年3馬身差で勝ってG1初制覇を飾った帝王賞でまさかの4着。それも3着のオメガパフュームから4馬身離された完敗。喫してしまいました。
思い返せば昨年のJBCクラシックも帝王賞のパフォーマンスを思えばまさかの完敗といえる4着。強い馬であることは間違いないのですが、その勝ちっぷりが派手な反面、意外な脆さも秘めているのです。
もう1つの懸念はチャンピオンズカップにおいて、連覇が非常に難しいこと。まだ名称がジャパンカップダートだった2010年、2011年にトランセンドが連覇を達成していますが、チャンピオンズカップとなってから連覇を達成した馬はゼロ。
川崎記念3連覇などG1・Jpn1を10勝したホッコータルマエ、かしわ記念連覇などG1・Jpn1を5勝したゴールドドリーム、前年のチャンピオンズカップを快勝し、国内では無敵の強さを誇っていたクリソベリルらの歴史的名馬もチャンピオンズカップ連覇は阻まれました。
順風満帆に見えて、実は非常に危険な人気馬。大波乱の結末が頭に浮かんできましたよ!
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