完全攻略ファイル No.4

【ジャパンC】好走確率爆上がり!ここで完全復活を果たすのは!?



昨年は2020年の牡馬クラシック3冠馬コントレイル、一昨年は史上最強牝馬ともいわれたアーモンドアイが有終の美を飾ったジャパンカップ(東京・芝2400m)。それ以前にもジェンティルドンナが連覇を達成。コントレイルの父ディープインパクトも歴史にその名を連ねています。

これらの名前を挙げただけで気付いた方はいらっしゃるでしょう。ジャパンカップといえば、3冠馬が非常に強いレース。ここで注目したいのは2020年の3冠牝馬デアリングタクトです。

3歳時はデビューから5連勝で秋華賞を制して、史上初となる無敗での牝馬3冠を達成。続くジャパンカップは3頭の3冠馬が一堂に会する歴史的な一戦となり、そこで連勝はストップしたもののアーモンドアイ、コントレイルに次ぐ3着を確保。上位3着を3冠馬が占めて、その力を改めて示してみせました。

ただ、良かったのはそこまでで、秋華賞以降は勝ち星に見放され、今年は宝塚記念で3着と好走したものの、残りの3戦はいずれも6着と輝きを取り戻してはいません。

このまま終わってしまうのか?

データではまだまだ見限れない部分もあるんです。

3冠馬のジャパンC2走目成績
21年1着 コントレイル 20年2着
20年1着 アーモンドアイ 18年1着
13年1着 ジェンティルドンナ 12年1着
85年1着 シンボリルドルフ 84年3着

先に記した3冠馬が非常に強いレースというところですが、これまでジャパンカップに出走した3冠牝馬はジェンティルドンナとアーモンドアイ、そしてデアリングタクトの3頭ですが、先の2頭はどちらもジャパンカップのタイトルを手にしています。

また、牡馬を含めても6頭のうち3頭が勝利を挙げ、2着馬も1頭。出走すれば非常に高い確率で好走しており、しかも2度目の出走を果たせば、牡馬・牝馬問わず、いずれの馬も勝利を挙げているのです!

走破タイムを見ても、デアリングタクトが勝ったレースで最も高いパフォーマンスを示したのはジャパンカップと同じ東京2400mで行われたオークス。「ここでダメなら…」と思える舞台設定が整いました。

今年の日本馬のレベルは2年前と比べるとかなりダウンしているようにも見て取れ、女王復活の走りが見られる可能性は大いにあると見ます!


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