完全攻略ファイル No.1
【ローズS】重賞初挑戦でも実力は十分!コース相性の利を活かして大舞台へ
京都競馬場の改修工事により、
ローズステークス(中京・芝2000m)は3年連続で中京競馬場が舞台。また、桜花賞、オークス上位馬の出走がないだけに、素質はもちろんですが、コース適性も重要なファクターとなるでしょう。
そこで注目したいのが、キャリア6戦のうち、中京競馬場で(2-1-0-1/4)と滅法得意としている
セントカメリアです。
セントカメリアの中京成績
22/05/14 1着 あずさ賞
22/03/27 1着 未勝利
21/12/11 4着 未勝利
21/10/03 2着 新馬
2勝はともに今回と同じ2000m、ともに重馬場で道悪適性の高さも証明済み。デビュー戦は2着でしたが、後にスプリングステークスを勝つビーアストニッシドに先着しての2着。
唯一の着外も勝ち馬から0.2秒差の4着という僅差で、新潟での前走は半馬身差の2着に敗れはしたものの、持ち時計を大きく更新。減少傾向だった馬体も回復し、時計面の不安も解消しました。
また、前走の勝ち馬ラーグルフはオープンの芙蓉ステークスを勝ち、G1のホープフルステークスでも3着に入った実力馬。3着のタガノカイも3歳時にきさらぎ賞で4着と好走経験があり、2勝クラスながら、かなりのハイレベルでした。
前走を勝っての参戦であれば尚良かったところですが、牡馬相手に負けて強しの内容で、初勝利を挙げてからの3戦はまさに上昇一途。兄に豪G1コーフィールドステークスやダイヤモンドステークを勝ったアドマイヤラクティがいる良血で、成長力がある母系も魅力です。
今回は重賞初挑戦と言えど、同じ牝馬相手。ぐんぐん力を付けている上がり馬に要チェックです!