近年はいかに前哨戦のダメージを残さずG1本番を迎えるかということで、トライアルの弥生賞やスプリングSよりも間隔を空けて臨める
共同通信杯(東京・芝1800m)の注目度が上がっています。
素質馬が揃う一戦ではありますが、1番人気は過去10年(1-3-1-5/10)と信頼度はさほど高くなく、伏兵台頭の可能性も十分。そこで期待したいのが
アケルナルスターです。
デビュー戦が11頭立ての10番人気。そこでメンバー最速の脚を繰り出して勝ち馬からコンマ3秒差の7着とマズマズの走りを見せると、続く未勝利戦でもメンバー最速の脚で初勝利。
前走は未勝利を勝ったばかりながらG1のホープフルSにチャレンジ。さすがに壁は厚く7着と敗れるも、勝ち馬からコンマ5秒差、2着馬からはわずかコンマ3秒差で、ここでもメンバー最速の上がりをマークしました。
そのホープフルSですが、アケルナルスターと同タイムの6着だったマテンロウレオが続くシンザン記念を勝利。11着だったオニャンコポンが京成杯を勝利と、掲示板外の馬から2頭の重賞ウイナーが誕生しています。
「
アバンチュリエに勝機到来!新たなクラシック候補誕生なるか!?」でも触れたように、共同通信杯は上がり最速をマークした馬が4勝を挙げているレース。
アケルナルスターもデビューから3戦連続で最速の上がりをマークしていて、ホープフルSを物差しにすると、重賞ウイナーの仲間入りを果たす可能性は大いにあると言えるでしょう。