重賞攻略パック・馬券トピックス

【根岸S】関西馬だけど東京好き!ここも買いの一手だ

根岸S(東京・ダ1400m)は新年最初の東京開催を彩るオープニング重賞。2月20日(日)に行われる重要な前哨戦でもあります。

そんな根岸Sですが、東のメイン開催場である東京競馬場で行われる重賞でありながら、関西馬が圧倒的に強いのをご存知でしょうか?

過去10年で実に9勝!東西の内訳は以下のようになっています。

根岸S・東西別成績

関東馬(1-0-0-26/27)
勝率 3.7% 連対率 3.7% 複勝率 3.7%

関西馬(9-10-10-91/120)
勝率 7.5% 連対率 15.8% 複勝率 24.2%

地方馬(0-0-0-10/10)
勝率 0.0% 連対率 0.0% 複勝率 0.0%

出走頭数そのものに大きな違いはあるものの、関東馬で馬券になったのは18年の勝ち馬ノンコノユメただ1頭。関西馬がレースを制圧しているのです。

今年も大注目の関西馬ですが、中でもタガノビューティーのこのレースにかける意気込みとコース実績は無視できません。

タガノビューティーは栗東の西園正都厩舎に所属する5歳馬。関西馬でありながら、これまでデビューから18戦して実に11戦が東京コース。その成績は(5-3-1-2/11)で全6勝のうち5勝が東京コースを挙げたものとなっています。

さらに、複勝圏を外した2戦はともに1600mで、今回の舞台となる1400mは2勝、2着1回で連対を外したことがありません。

今年の出走馬の中にも東京巧者は存在しますが、関東馬でも東京コースで10戦を超えるキャリアの馬はおらず、ましてや東京ダートで連対率72.7%、東京ダート1400mで連対率100%の実績は他馬の追随を許さないもの。

ベストの条件に加えて、前走から斤量も2キロ減。人気の有無に関わらず軸候補として見ておきたい1頭です。
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