エリザベス女王杯2021予想 復権か下剋上か…大一番を制するのは!?
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- 過去のレース傾向を示すデータ
- 馬の好不調を示すバロメーター追い切り
- 馬券のカギを握るキーパーソン
この3つに焦点をギュッと絞り込み最終予想まで公開する重賞攻略に役立つコンテンツです。
日米通算381セーブの金字塔を打ち立て、現在は、G1を5勝した現役馬主としてさらなる活躍を見せている佐々木主浩オーナー。
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今週の公開レース
佐々木主浩の◎最終結論
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11月14日(日)
阪神11R エリザベス女王杯(G1)
阪神競馬場 芝2200m 出走:17頭
枠順 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 |
1 | レイパパレ | 牝4 | C.ルメール | 56.0 |
2 | クラヴェル | 牝4 | 横山典弘 | 56.0 |
3 | アカイトリノムスメ | 牝3 | 戸崎圭太 | 54.0 |
4 | イズジョーノキセキ | 牝4 | 和田竜二 | 56.0 |
5 | ステラリア | 牝3 | 松山弘平 | 54.0 |
6 | ランブリングアレー | 牝5 | 吉田隼人 | 56.0 |
7 | シャムロックヒル | 牝4 | 団野大成 | 56.0 |
8 | テルツェット | 牝4 | M.デムーロ | 56.0 |
9 | ウインマリリン | 牝4 | 横山武史 | 56.0 |
10 | ムジカ | 牝4 | 秋山真一郎 | 56.0 |
11 | ソフトフルート | 牝4 | 岩田望来 | 56.0 |
12 | デゼル | 牝4 | 武豊 | 56.0 |
13 | リュヌルージュ | 牝6 | 富田暁 | 56.0 |
14 | ロザムール | 牝5 | 池添謙一 | 56.0 |
15 | ウインキートス | 牝4 | 丹内祐次 | 56.0 |
16 | アカイイト | 牝4 | 幸英明 | 56.0 |
17 | コトブキテティス | 牝4 | 柴田善臣 | 56.0 |
エリザベス女王杯で馬券のカギを握ることになりそうな注目馬を公開!ここで紹介した馬が好配当の立役者になるかもしれませんよ!?レース当日まで覚えておきましょう。
レイパパレ(牝4)
実績
阪神芝(3-0-1-0/4) 連 75.0% 複 100.0%
芝22(0-0-1-1/2) 連 0.0% 複 50.0%
当 該(0-0-1-0/1) 連 0.0% 複 100.0%
直近3走成績
09/26 中 オールカG2 芝2200m 1人4着
06/27 阪 宝塚記念G1 芝2200m 2人3着
04/04 阪 大阪杯 G1 芝2000m 4人1着
見解
今年のエリザベス女王杯において最大のカギを握る馬、それがレイパパレです。
G1初挑戦となった大阪杯でコントレイル、グランアレグリアらの強敵を撃破してデビューから無傷の6連勝。一躍スターホースへ上り詰めましたが、続く宝塚記念で3着と敗れて連勝がストップ。秋初戦となったオールカマーでも4着と2200mで2連敗。宝塚記念と同じ阪神の2200mが舞台となるこのレースに向けて不安が残る結果となってしまいました。
今回はオールカマーで完敗を喫したウインマリリンとの再戦。さらに秋華賞を勝ったアカイトリノムスメら勢いのある馬が出走。またも200mの距離に泣くのか、それとも復活Vがあるか?レース展開や馬券の面でも目が離せない1頭です。
アカイトリノムスメ(牝3)
実績
阪神芝(1-0-0-1/2) 連 50.0% 複 50.0%
芝22(0-0-0-0/0) 連 0.0% 複 0.0%
当 該(0-0-0-0/0) 連 0.0% 複 0.0%
直近3走成績
10/17 阪 秋華賞 G1 芝2000m 4人1着
05/23 東 オークスG1 芝2400m 2人2着
04/11 阪 桜花賞 G1 芝1600m 4人4着
見解
父ディープインパクト、母アパパネ、両親ともに3冠馬という産まれた瞬間から大きな期待をかけられた超良血馬がアカイトリノムスメ。
デビュー2戦目の初勝利から3連勝でクイーンCを勝利。桜花賞4着、オークス2着とクラシックでも結果を出し、迎えた前走の秋華賞でG1初制覇。アパパネ産駒待望の重賞ウイナー、母子2代での秋華賞馬となりました。
派手な勝ちっぷりこそないものの、ソツのない柔軟なレース運びの上手さは正しく母譲り。今回のエリザベス女王杯は母が2度挑戦して、ともに3着と敗れているレースで、母の無念を晴らすチャンスが早々にやってきました。
コース、距離に不安はなく、状態面もまだまだ上積みがありそう。古馬の壁を突き破って、世代交代をアピールしたいところでしょう。
シャムロックヒル(牝4)
実績
阪神芝(2-0-0-0/2) 連 100.0% 複 100.0%
芝22(1-0-0-0/1) 連 100.0% 複 100.0%
当 該(1-0-0-0/1) 連 100.0% 複 100.0%
直近3走成績
08/01 函 クイーンG3 芝1800m 10人9着
06/20 阪 マーメイG3 芝2000m 10人1着
01/11 名 寿S 3勝 芝2000m 6人14着
見解
エリザベス女王杯といえば、古馬開放以前の89年に単勝430.6倍、最低人気で勝ったサンドピアリス、92年にブービー人気で勝ったタケノベルベット、古馬解放後も09年に11番人気のクィーンスプマンテが勝って3連単154万馬券が飛び出すなど大波乱の歴史があるレース。今年、そんな夢を期待したいのがマーメイドSの覇者シャムロックヒルです。
実績は牝馬限定のハンデ重賞1つのみで、目立ちはしませんが、4走前は条件クラスながら今回と同じ阪神の2200mを勝利。先のマーメイドSと合わせて阪神コースは2戦2勝で、6走前の1勝クラスから勝利と大敗を交互に繰り返し、今回は勝つ順番と来ています。
先に紹介した3頭の勝利ジョッキーはいずれも20代前半。21歳の団野大成騎手が波乱の歴史に名を刻めるか注目です。
予想の基本はデータにあり!?エリザベス女王杯の馬券を買うなら絶対におさえておきたいデータを紹介します。スグ読める!高確率で馬券になる条件を頭に入れておこう!
キャリア8戦
エリザベス女王杯の予想では、キャリア8戦の馬に注目しておきましょう。こちらをご覧ください。
年度 | 人気 | 着順 | 馬名 | 前走 | 前走着順 |
20年 | 3人 | 3着 | ラヴズオンリーユー | 府中牝馬 | 5着 |
17年 | 5人 | 1着 | モズカッチャン | 秋華賞 | 3着 |
14年 | 1人 | 2着 | ヌーヴォレコルト | 秋華賞 | 2着 |
12年 | 1人 | 2着 | ヴィルシーナ | 秋華賞 | 2着 |
12年 | 5人 | 3着 | ピクシープリンセス | 1000万 | 1着 |
3冠を戦った3歳馬も加わった牝馬ナンバーワンを決めるエリザベス女王杯。ここで注目したいデータはレースキャリア8戦の馬です。
過去10年で該当がわずか6頭。そのうち何と5頭が馬券に絡んでいるのです。
しかも、6頭全てが若い3歳馬ではなく、4歳馬も2頭。
また、G1路線を歩んだ馬ばかりでもなく、12年3着のピクシープリンセスは長い休養もあり、4歳で前走が1000万クラス(現2勝クラス)の平場戦。特別レースの経験もわずか1戦しかなく、重賞初挑戦での激走でした。
今年は過去10年で最も多い下記の3頭が該当。
大阪杯を勝った
レイパパレは人気の一角となりそうですが、
テルツェット、
ステラリアは馬券的にも面白い存在。
複勝率83.3%の激アツデータを持つこの3頭は要チェックです!
該当馬
絶好調な1頭はこれ!追い切り編
11/11(木)・12(金)更新
競走馬の好不調が表れるのが追い切りと言っても過言ではないでしょう。ここでは、バツグンの攻め気配を見せた絶好調の1頭を紹介します。出走全馬の追い切り評価(S~C)と短評も予想の参考にしてみよう!
イズジョーノキセキ
最終追い切り
11/10(水) 栗東(CW)
7F 97.8-82.0-66.2-51.6-38.2-12.7(馬なり)
短評
最終追い切りは初コンビを組む和田竜二騎手を背にしてCWコースでの7ハロン追い。大きく先行したパートナーをコーナーワークで射程圏に捕らえ、直線に入ると楽な手応えのまま、弾むようなフットワークで交わしてフィニッシュ。時計、動きとも文句なしの調整となりました。
ここは格上挑戦となりますが、前走は今年のオークス4着馬タガノパッションに先着する2着。キャリア15戦のうち10戦が阪神コースで、オープンの忘れな草賞で2着の実績も持っています。万全のデキに加え、走り慣れたコース、抽選なしで出走できる運も味方に、一発大駆けのムードが漂います。
追い切り全頭評価
出走全馬の追い切り評価を公開!短評も合わせて、予想の参考にしてみよう。
枠順 | 馬名 | 評価 | 短評 |
1 | レイパパレ | B | 気配マズマズ |
2 | クラヴェル | B | 軽やかな脚色 |
3 | アカイトリノムスメ | A | 好調子を維持 |
4 | イズジョーノキセキ | S | 納得の仕上り |
5 | ステラリア | B | 素軽い脚捌き |
6 | ランブリングアレー | C | 気配やや地味 |
7 | シャムロックヒル | B | 地味だが順調 |
8 | テルツェット | B | 元気ハツラツ |
9 | ウインマリリン | B | 一連デキ保つ |
10 | ムジカ | C | 強調材料欠く |
11 | ソフトフルート | B | 気合乗り良好 |
12 | デゼル | C | 気配物足りぬ |
13 | リュヌルージュ | C | 動きはいいが |
14 | ロザムール | C | 好調も相手が |
15 | ウインキートス | A | 攻め迫力増し |
16 | アカイイト | B | 好時計マーク |
17 | コトブキテティス | B | 行きっぷり良 |
重要人物は!?キーパーソン編
11/12(金)更新
レースで走るのは、もちろん馬ですが、人物にも注目して置かなければいけません。このレースだからこそおさえておかなければいけないキーパーソンがいます。この視点も予想に活かしてみましょう!
M.デムーロ騎手
過去10年で(2-0-4-2/8)と唯一2勝を挙げているジョッキーで、16年から5年連続馬券絡みを果たしているのがM.デムーロ騎手。複勝率75.0%のハイアベレージは見逃せません。
レース相性の良さもさることながら、コース相性も抜群で、阪神の芝2200mでは16年以降(4-3-6-6/19)で複勝率68.4%。今年は騎乗機会がありませんでしたが、宝塚記念でも好成績を残しています。
今回は春のダービー卿CTで、初コンビながら重賞初制覇に導いたテルツェットとコンビ復活。初の阪神2200mでどうエスコートするか非常に楽しみです。
該当馬
データ・追い切り・キーパーソンの3つの視点から浮上する馬が出揃いました!ここでは、各データから導かれる最終予想を発表します!アナタの予想にここで紹介した馬は入っているかな?
◎ 8テルツェット
○ 3アカイトリノムスメ
▲ 4イズジョーノキセキ
△ 15ウインキートス
△ 1レイパパレ
最終見解
エリザベス女王杯は波乱の歴史。大阪杯を完勝したレイパパレと秋華賞馬アカイトリノムスメが人気を二分していますが、前者は2200m戦で2連敗、後者は初の古馬との対戦で近年の秋華賞馬は苦戦傾向。◎は思い切ってテルツェットから入ります。
今回はコース、距離とも初めてで、未知の部分があるものの、【まずは基本を!データ編】と【重要人物は!?キーパーソン編】でピックアップした好データを持っていて、特にM.デムーロ騎手の好相性は心強い味方。奇しくも昨年、一昨年と連続3着だったラヴズオンリーユーと同じ母系で、ブリーダーズカップ・フィリー&メアターフを勝った勢いに乗って、G1初制覇を期待します。
対抗は秋華賞馬のアカイトリノムスメ。先に触れた秋華賞馬の苦戦は気になりますが、コース、距離に不安がなく、馬体重こそ大きな変化はありませんが、夏を越して心身ともに逞しさを増した印象。こちらは母のアパパネがエリザベス女王杯では2年連続3着に敗れており、古馬を撃破して母が手にできなかったタイトル奪取なるか注目です。
▲には、【絶好調な1頭はこれ!追い切り編】でピックアップして、とにかく気配の良さが目を引くイズジョーノキセキの大駆けに期待。形の上では格上挑戦で、距離も初めてですが、コース経験そのものは豊富で、昨年のチューリップ賞、忘れな草賞はともに僅差。血統背景から2200mはむしろ合いそうで、一発の魅力たっぷりの1頭です。
△のウインキートスは【絶好調な1頭はこれ!追い切り編】のA評価で状態面は上り調子。オールカマーではウインマリリンに先着を許すも、今回は逆転の可能性十分。
レイパパレは大阪杯でコントレイル、グランアレグリアを完封も、以後の宝塚記念、オールカマーでは伸びを欠いて連敗。能力上位は確かですが、引き続き他馬のマークが厳しくなりそうなのは気になるところです。
馬券はテルツェットからの馬連流しやワイド、3連複がおすすめ。イズジョーノキセキの複勝も押さえておきたいところです。
ここからは、まだまだある番外編の予想コンテンツを紹介していきます。メインメニューには載せきれなかった「元調教師の馬券攻略・データ予想・馬券情報」など、馬券攻略に役立つコンテンツを覗いて、他の競馬ファンに差をつけよう!
GIを2勝した元調教師・平井雄二が重賞戦略アドバイザーとして監修。調教師時代に培った相馬眼を武器に、馬券の勝ち組を目指す競馬ファンの皆様に馬券攻略法を指南します!
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- スワンSG2馬連 2,520円
- 京都大賞典G2馬連 10,900円
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今週の公開レース
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