エプソムカップ2021予想 今年も爆穴が出るか!?データで導く結論は？

2021年エプソムカップ(G3)でホントに馬券になる情報だけをギュッと詰め込んだ！うまスクエアの重賞攻略パック！

• 高確率で馬券になるデータ
• 的中のカギを握るキーパーソン
• 好不調のバロメーター追い切り

シンプルで分かりやすい3つのファクターに焦点を絞った重賞攻略コンテンツです。

エプソムカップ(G3)
重賞攻略パック目次

エプソムカップ(G3)
佐々木主浩の最終結論を見よう

日米通算381セーブの金字塔を打ち立て、現在は現役馬主としてさらなる活躍を見せている佐々木主浩オーナー。うまスクエアだけで見れる重賞・最終結論は必見です！

今週はエプソムカップ(G3)の最終結論を公開します！G1オーナーが見抜く◎本命馬をぜひご覧ください。

佐々木主浩の◎最終結論

出走予定馬・出馬表

6月13日(日)
東京11R エプソムカップ(G3)
東京競馬場 芝1800m 出走：18頭

馬券の展望

昨年は最低人気のトーラスジェミニが3着に飛び込み3連単は400万オーバーとなったレース。もう記憶から消されてますね…。さて、今年のメンバーを見渡してみると重賞でそれなりの実績を収めた馬の名前が目立ちます。ただし、馬券になるかどうかは話は別。よく吟味する必要があります。

まず、過去10年の馬券傾向として、極端な人気薄は馬券になりにくい傾向があります。基本的には10番人気以内が候補となってきます。重賞で実績があれば、まずここはクリアしてくるでしょう。

そして気になるのは、1番人気の成績。連対率50％、複勝率60％とまずまずです。逆に上位で嫌いたいのは3番人気。勝率は0％、連対率・複勝率も20％しかありません。たとえ実績馬であっても要注意です。

過去データから、馬券の戦略としては、極端な穴狙いはせずというのがこのレースのセオリーです。1番人気を軸として、相手候補は10番人気前後までを馬券圏内と考えて臨むのがベターです。

券種は3連複フォーメーションで点数をある程度、絞りつつ利を乗せる買い方が良さそうですね。

馬券のカギを握る3頭

この3頭が的中の行方を左右する。予想の前に注目馬を見ておこう！

①期待の良血が力を付けて重賞獲りへ！

ファルコニア(想定オッズ想定オッズ5～10倍)

春のG1シリーズも宝塚記念を残すのみ。ここからは秋に飛躍を期す上がり馬を探すのが楽しみなシーズン到来です。今年は前走上位着順の馬も多く、楽しみな一戦となりましたが、この馬は2勝クラス、3勝クラスを連勝中。形の上では昇級戦となりますが、3歳時にはスプリングSでコンマ5秒差の4着。京都新聞杯では天皇賞春で2着となったディープボンドにコンマ3秒差の3着と重賞でも好走した実績を持っています。

また、自身のクラブ募集価格が1億3000万円、セレクトセールで取引されたきょうだい3頭は2億円超えが2頭、もう1頭も1億円超えと大きな期待がかけられている良血馬でもあります。今回、東京コースは初めても、距離の1800mは(3-2-0-1/6)と実績十分。ここを飛躍のキッカケとしたい一戦です。

②得意の舞台で4連勝となるか!?

ヤシャマル(想定オッズ5～10倍)

先に取り上げたファルコニアが2連勝中なら、こちらは目下3連勝中。勢いならば負けてはいません。デビューから掲示板を外したのが6着1回のみという堅実派。一方で勝ち味に遅く、上位争いを繰り返しながら初勝利は7戦目。2勝を挙げるのに5戦を要しました。

しかし、その2勝目が口火となって、それまでの甘さがウソのように3連勝。直近4走のうち3走の上がりが33秒台。残る1戦も34秒フラットと、ここに来ての地力強化は眼を見張るばかりです。さらに、全4勝はいずれも東京コースで、そのうち1800mは(2-1-1-0/4)と相性抜群。甘さを残していた中で2勝を挙げた庭ともいえる舞台です。今の勢いなら初めての重賞挑戦でも面白い存在でしょう。

③未完の大器が復活の狼煙！

セダブリランテス(想定オッズ10～20倍)

デビューから無傷の3連勝でラジオNIKKEI賞を勝利。続くアルゼンチン共和国杯で3着に敗れ連勝はストップも、4歳初戦の中山金杯を快勝して5戦4勝。その前途は洋々と思われた大器。しかし、そこから満足にレースを使えず、8カ月ぶりの実戦となった4歳夏の新潟記念7着のあと、1年3カ月の休養。休み明けとなった5歳暮れのディセンバーSを勝ち、来年こそと期待されながら再び1年3カ月の休養。気付けば7歳の夏を迎えました。

今回は3月の六甲S以来で、これまでの休養期間からすれば順調ともいえる軌跡で、中間の動きも活気に溢れています。中山金杯で破ったウインブライトは後に香港のG1を2勝。未完の大器が復活の狼煙を上げることができるか注目です。

読了1分！高確率馬券データ

予想する時に絶対におさえたいデータはこれ！たった1分で読める馬券の軸を選ぶのに最適な条件を頭に入れておこう。

①4歳馬

攻略のカギになる馬券データ1つ目は、このデータです。

エプソムカップで好走した前走1～2番人気の4歳馬の一覧です。

年度	人気	着順	馬名	前走	前走着順
19年	5人	1着	レイエンダ	メイＳ	9着
18年	2人	1着	サトノアーサー	メイＳ	3着
17年	1人	2着	アストラエンブレム	メイＳ	2着
15年	2人	1着	エイシンヒカリ	都大路Ｓ	1着
15年	1人	2着	サトノアラジン	モンゴル	1着
13年	4人	1着	クラレント	マイラＣ	8着
13年	3人	2着	ジャスタウェイ	中日新聞	8着
12年	1人	1着	トーセンレーヴ	マイラＣ	8着

近年のエプソムカップは4歳馬の活躍を抜きにしては語れないレース。

過去10年で実に7勝。14年を除く9回で必ず1頭は馬券に絡み、15年と19年に出走馬2頭でワン・ツー・フィニッシュ。13年は出走4頭で1、2、3、5着と全馬が掲示板を確保しました。

その4歳馬の中でも、前走で1～2番人気支持された馬は(5-3-0-5/13)で連対率61.5％のハイアベレージ。また、前走の着順は問わず、多くの馬がここで反撃に転じているのです。

今年、この条件に当てはまるのは3頭。上位独占があるかもしれませんよ！

該当馬

②馬番『6』

攻略のカギになる馬券データ2つ目は、このデータです。

エプソムカップで好走した6番の馬の一覧です。

年度	人気	着順	馬名	前走	前走着順
20年	9人	1着	ダイワキャグニー	新潟大賞	14着
19年	7人	2着	サラキア	阪神牝馬	10着
18年	4人	2着	ハクサンルドルフ	新潟大賞	8着
15年	2人	1着	エイシンヒカリ	都大路Ｓ	1着
12年	1人	1着	トーセンレーヴ	マイラＣ	8着
11年	2人	3着	セイクリッドバレー	新潟大賞	1着

近年のエプソムカップにおいて絶対に見逃してはならない馬番が『6』です。

昨年は9番人気のダイワキャグニーが勝利。一昨年は7番人気のサラキア、18年は4番人気ハクサンルドルフがともに2着となり、3年連続で連対中。

過去10年(3-2-1-4/10)で連対率50％、複勝率60％を誇ります。

このレース全体の傾向として内めの枠が優勢となっていますが、中でもこの『6』は際立つ好走率を示しているのです。

今年も『6』の馬はすぐにチェックしておきましょう！

該当馬

③枠順から買いの馬

枠順が確定しました！過去10年の枠順データから買いの馬は？

さっそく、枠順データを見ていこう！

過去10年・枠番データ

枠順データからの見解

エプソムカップで最も注目せねばならない枠は、過去10年(3-2-3-11/19)で連対率26.3％、複勝率42.1％を誇る3枠。

エアアルマスは昨年の東海Sを勝ち、2走前のフェブラリーSで5着とダートでの活躍が光るが、芝でも3勝。前走の京王杯SCは10着ながら、勝ったラウダシオンとはコンマ6秒差と着順ほど大きく負けていない。

ヒュミドールは長距離での渋太い走りに目が行くも、昨年秋には今回の舞台である東京1800ｍで勝鞍がある。好枠を手にアッと驚く大駆けが期待できそうだ。

買いの馬

結果を左右するキーパーソン

馬券を買うなら絶対におさえておきたいのはこの人物。的中を左右するキーパーソンを覚えておこう！

①浜中俊騎手

関東圏の重賞でありながら、栗東所属ジョッキーが非常に強いレース。この浜中騎手も過去10年でわずか3回の参戦ではありますが、直近の2回は17年ダッシングブレイズで勝利を挙げ、19年ソーグリッタリングで3着。少ない騎乗機会をきっちりとモノにしています。今回はヴェロックスと久々のコンビ結成。人馬ともども存在感を示したい一戦です。

該当馬

②池江泰寿調教師

過去10年で出走がのべ10頭。それだけでも凄いのですが、(2-2-1-5/10)で半数の5頭が馬券絡み。18年サトノアーサー1着、ソーグリッタリングは19年3着、昨年2着と、3年連続で管理馬を上位に送り出しています。今年のアルジャンナとシュリも人気の一角を占めそうで、3年ぶりのVチャンス。目が離せない存在となるでしょう！

該当馬

爆走！追い切りベスト3

的中のカギは追い切りで好調子の馬が握っている。バツグンの攻め気配を見せた3頭はこれだ！

①アルジャンナ

長期休養明けから復帰して、洛陽S5着、マイラーズC2着と着順を上げているように、状態面も着実に上昇カーブを描き、この中間は先週、今週と2週続けてそれまでの自己ベストを更新する坂路4F51秒台前半の好タイムをマーク。馬体の肉付きも良くなって、まさに伸び盛りといった印象。秋のG1戦線に向けても、ここは勝って賞金を上積みしたい。

②ザダル

昨秋の毎日王冠5着以来となる復帰戦。帰厩後は坂路、ウッドチップコースで入念に乗り込まれ、先週はウッドチップで6F80秒3とシッカリ負荷をかけ、最終追い切りも4F51秒4、ラスト1F12秒フラットで軽快にゴールを駆け抜けた。気性的に久々でも力を出せるタイプで、過去の休み明けよりも状態面は良く映る。G3のココなら初戦から要注目。

③シュリ

攻め駆けするタイプで、この中間のタイムそのものは決して目立つものではないが、レースを控えたここ2週は鞍上が軽く仕掛けると鋭く反応。大きなストライドでダイナミックに坂路を駆け上がった。500キロを超える雄大な馬体もシャープに映り、馬体の張り、毛ヅヤも申し分なし。連勝で重賞初Vといきたいところだ。

◎○▲最終結論

3つの視点から買わなきゃイケない馬(◎○▲)はこれだ！アナタの予想にここで紹介した馬は入っているかな？

◎ ファルコニア

今年は3歳時にクラシック路線でも好走した馬が複数いるハイレベルのメンバー構成。この馬はクラシックの出走経験こそないものの、スプリングS4着、京都新聞杯3着と重賞でも健闘。その後、条件クラスで力を蓄えて2連勝でこの舞台に駒を進めてきました。【高確率馬券データ】で記した前走で1～2番人気支持された4歳勢の中でもイチオシはこの馬です！

○ アルジャンナ

前走のマイラーズCは3番人気で2着。【高確率馬券データ】で記した上位人気には該当しなかったものの、そのファクターに限りなく近い4歳馬。重賞実績は◎ファルコニアより上で、【爆走！追い切りベスト3】でもトップの評価と臨戦過程は申し分ありません。好走しても勝ち切れていない面で対抗評価も、あっさり勝って何ら不思議ない実力馬です。

▲ ヒュミドール

オープン入り後はステイヤーズS、ダイヤモンドSで5着、日経賞で4着と長距離で味のある走りを見せていますが、3勝クラスを勝ったのが今回と同じ東京の1800ｍでコース適性は十分。勝つ時は5番人気以下という大駆け傾向があり、【高確率馬券データ】で紹介した馬番『6』を引き当てた運の強さも大きな魅力。一発ムードが漂います。

エプソムカップ(G3)
佐々木主浩の最終結論を見よう

日米通算381セーブの金字塔を打ち立て、現在は現役馬主としてさらなる活躍を見せている佐々木主浩オーナー。うまスクエアだけで見れる重賞・最終結論は必見です！

今週はエプソムカップ(G3)の最終結論を公開します！G1オーナーが見抜く◎本命馬をぜひご覧ください。

佐々木主浩の◎最終結論

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