うまスクエア

馬券ネオメソッド（公開馬券編） ［2012年1月21日］

ミスプロ天国！

【土曜の穴馬券ネオメソッド】
京都11R　平安Ｓ　ダ1800ｍ
◎(11)グランドシチー

本日は、一足お先に日曜の重賞、平安Ｓを取り上げたいと思います。ご参考いただけるようでしたら、馬券の買い間違えにご注意くださいね。

さて、その平安Ｓといえば、一言、「ミスプロ系」天国。これに、「ロベルト系」と「レイズアネイティヴ系」保持馬を絡めるだけで、血統的には解決です。今年はレイズアネイティヴ系保持馬が１頭もいないので、「ミスプロ系」を中心に、「ロベルト系」の同時保有なら加点という方式で攻めたいと思います。
※ちなみに、ここで言う「レイズアネイティヴ系」には、ミスプロを経由した馬は含みません。当たり前ですが。

【平安Ｓにおけるミスプロ系保持馬の好走例】
11年２人１着ダイシンオレンジ（父アグネスデジタル）
10年３人２着インバルコ（父フサイチペガサス）
10年５人１着ロールオブザダイス（父トワイニング）
10年１人２着ダイシンオレンジ（父アグネスデジタル）
09年３人１着ワンダースピード（父キンググローリアス）
08年１人２着メイショウトウコン（母父ジェイドロバリー）
07年９人１着メイショウトウコン（母父ジェイドロバリー）
07年８人３着シャーベットトーン（父ヘクタープロテクター）

過去５年だけ振り返ってもこの実績。さらに遡れば、ヴァーミリアン（父エルコンドルパサー）はいいとしても、ヒシアトラス（父ティンバーカントリー）が４人１着、ブラックコンドル（父エルコンドルパサー）が８人２着、クーリンガー（父フォーティナイナー）が８人２着、13人２着などなど。出走数が多いという側面があるとはいえ、驚異的な好相性を誇っています。ミスプロ系保持馬の人気薄、これは平安Ｓの必須アイテムなんですね。

【平安Ｓにおけるロベルト系保持馬の好走例】
09年１人２着エスポワールシチー（母父ブライアンズタイム）
09年５人３着マコトスパルビエロ（父ブライアンズタイム）
08年１人２着メイショウトウコン（父マヤノトップガン）
08年５人３着マコトスパルビエロ（父ブライアンズタイム）
07年９人１着メイショウトウコン（父マヤノトップガン）
07年３人２着サンライズバッカス（母父リアルシャダイ）

こちらは近年の活躍が物足りないところですが、上記以前となると、タガノゲルニカ（父ブライアンズタイム）が５人１着、タイムパラドックス（父ブライアンズタイム）が５人１着と連勝した経験もあります。元々、関西圏のダ1800ｍにおける安定感は群を抜いている系統ですから、この傾向も納得。やはり重要系統と考えておくべきでしょう。

それでは今年の本命馬。父がミスプロ系キングカメハメハ、母父ロベルト系ブライアンズタイムの11.グランドシチーでどうでしょう。ここに来て２連勝と完全に本格化の兆し。血統適性は言わずもがなであり、鞍上には乗れてる男。一気に重賞制覇のシーンがあっても驚けないと見ています。
断然人気になるであろう15.エスポワールシチーは、母父にロベルト系。何とかギリギリ来る要素はあると思いますが、09年のこのレースでは、１倍台の人気を背負って２着に負けています。１番人気がとにかく不振というレース傾向も合わせて考えれば、決して太刀打ちできない相手とは思いません。それならば、ミスプロ系保持馬を中心に相手関係を組み、超ド高目まで狙いたいと思います。


【by境和樹】