全国リーディング: | 36位 |
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7月29日終了時点: | 21勝 |
7月28,29日は札幌競馬場で騎乗しました。
先週は4つ勝つことができました。久しぶりにたくさん勝たせて頂きましたが、力のある馬が多く揃ったのでこれぐらいは勝たないといけないと思っていました。ただ、もう少し何とかなったかな、と思えるようなレースもありました。
トーセンエジンバラ(土曜1R5着)はかなり期待していましたが、最後はいい脚を使えませんでした。芝よりもダートの方が合うのかもしれません。
シュラ(土曜2R1着)は陣営から前々で競馬をしてほしいと言われていましたが、トモの入りが一息だったので、前半はじっくり乗ってあげました。前にいる馬を捕えようとしてしっかり反応してくれましたし、ダートの走りも良かったですからね。着差以上に強かったと思います。
ジャンナ(土曜9R1着)はスタートで躓きましたし、フラフラするような面を見せてまだ本調子には一息でしたが、500万では力が違いましたね。うしろでじっくり構える競馬ができたのも収穫でした。
タマモマーブル(土曜12R5着)はゴチャついて少し脚を余してしまいました。それでも5着にきましたし、自己条件に戻れば楽しみです。
アドマイヤキュート(日曜2R1着)はテン乗りでしたが、返し馬で勝てると感じました。ハミを抜いてリラックスして走れていましたし、3~4コーナーでの手応えは抜群。今の未勝利では力が違いましたね。時計も優秀なので上のクラスでも楽しみです。
アドマイヤパーシア(日曜7R1着)は掛かるような面がありましたが、ズブくて気を抜くような面があるので、少し怒らせながら走らせたのが良かったと思います。最後もまだ余力がありましたし、上のクラスでも十分やれると思います。
ヤマノサファイア(日曜10R3着)は距離が延びて少し行きたがっていましたが、ペースが速かったぶん、最後まで渋太く伸びてくれました。元々は500万勝ちがある馬ですしあとは、展開ひとつですね。
今週も土日ともに札幌競馬場での騎乗を予定しています。騎乗馬についてはまた金曜日に更新します。
【by丸山元気】
関東若手騎手のホープとも言える丸山元気騎手の騎乗馬応援コーナーです。
当コーナーのスタッフによれば、「デビュー前の下乗りの頃から『乗れる新人がいる』って噂になってたんですよ」との事。初勝利を挙げるまでに時間は掛かりましたが、いよいよ頭角を現してきました。その丸山元気騎手の『オフィシャル日記』をファンの方々に公開します。また、騎乗馬に関して専門紙優馬の山崎啓介氏に細かく分析して頂きます。
皆さん、ぜひ元気君を応援して下さい。そして、元気君に元気をもらいましょう!
1990年群馬県伊勢崎市生まれ(22歳)。日本中央競馬会(JRA)の騎手。美浦トレーニングセンターの根本康広厩舎所属。競馬学校25期生。
2009年3月1日、中山3Rでデビュー。同年7月11日、札幌2Rでオンザスローンに騎乗し初勝利を挙げた。2011年5月8日、新潟11Rでセイクリッドバレーに騎乗し重賞初勝利。同年10月13日、シェアースマイルでエーデルワイス賞に騎乗し地方交流重賞初制覇。