馬券情報・最前線(美浦編)
ググっても出ない馬券話
ヴィクトリアマイル
混戦を断つのはどのコンビか?
金曜日から雨が降り続いており、土日も雨予報。
今週の競馬はかなり重たい馬場での戦いになりそうだ。
ヴィクトリアマイルの上位人気はソダシ、ソングライン、ファインルージュ、レイパパレになりそうだが、1番人気に支持されるのが、どの馬になるか予想がつかない。
それぐらい混戦ムードであり、また馬場が悪化することを考えると伏兵が台頭する可能性も出てくる。
まずは
ソングラインについて。
1週前の追い切りで鞍上の池添騎手が絶賛しており、また最終追い切りに騎乗した津村騎手も仕上がりは万全と太鼓判を押した。
津村騎手がソングラインに騎乗したのは林厩舎の調教を手伝っていることもあるが、池添騎手と親交があり最後の微調整をしてほしいと頼まれた、ということもあるようだ。
池添騎手とすれば前走のサウジアラビアでのレースももちろん騎乗したかったようだが、ノーザンファームがルメール・ファーストのため叶わず、今回はその悔しさも晴らす舞台ともなっている。
ファインルージュは順調そのもの。
前走の東京新聞杯から間隔を空けてヴィクトリアマイルへ向かうことは予定どおりであり、その時点からルメール騎手の予定を確保。初G1制覇に向けての準備は整っているようだ。
伏兵の域は出ていないが侮れないのが
クリノプレミアム。
2走前の中山牝馬Sは16頭中15番人気での勝利で一発屋かもという感じだったが、前走の福島牝馬Sでは自ら勝ちに行ってクビ差の2着。
もちろん、どちらもG3でありメンバーの質が大きく違うので伏兵という扱いは正しいのだが、松岡騎手に手が替わってから急に覚醒した感はあり、また松岡騎手もつきっきりで調教しており、グングン良くなっているとのこと。
穴に一考の価値はあるかもしれない。
最後に関東馬ではないが、取り上げたいのが
レシステンシアと
横山武騎手。
高松宮記念からヴィクトリアマイルは予定どおりのローテーション。
1番人気を裏切る形となった高松宮記念は抜群の実績を残す1200m、今回は2歳時の阪神JF以来勝ち星のないマイルとなる。
ただ、横山武騎手は案外前向きで、たしかに昨年のヴィクトリアマイルを見ても勝ったグランアレグリアは別格だとしても、2着以下の馬とは0秒2差という僅差での6着。けっして悲観する内容ではなかった。
今回は人気を落とすだろうから気楽に乗って気分良く走らせたいと色気はあるようだった。
展開、馬場、枠順に大きく左右されそうなヴィクトリアマイル。混戦を絶つのはどのコンビか。
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