重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

提供:シンクタンク

重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

歴代激走馬にある共通点!?濃いレース経験を積んだ2頭に注目!

元調教師の平井雄二です。今週もよろしくお願いします。

現在は、長年競走馬を間近で育ててきた経験を活かし、重賞戦略アドバイザーとして予想家やファンの方とは違った視点で皆さんの馬券に貢献できるよう活動しています。

かなり昔の話ですが、サクラスターオーという管理馬で皐月賞と菊花賞を勝たせてもらいました。今は皆さんと同じように馬券になる馬を探す日々です。

後半ではユニコーンS(G3)の金言に合う馬をレビューしているので是非参考にしてください。

先週のエプソムC(G3)ではレビューしたマテンロウスカイ(4番人気)が3着に好走してくれました。

ユニコーンSの金言
レース経験の幅が激走に繋がる

今週行われるユニコーンS(G3、東京ダ1600m)は、中央では世代最初のダート重賞。初対決の組み合わせが多く、昨年は62万馬券、一昨年は79万馬券と波乱傾向のレースです。

いかなるメンバーであっても変わらない条件としては、国内のダートコースでは最も直線距離が長い東京コースが舞台ということでしょう。

上がり3ハロンの上位馬がとにかく馬券に絡んでいます。(過去5年)

上がり3ハロン順位別成績
1位【2-2-1-2】複勝率71.4%
2位【0-1-0-3】複勝率25.0%
3位【2-1-2-0】複勝率100%
1~3位【4-4-3-5】複勝率68.8%

しかし、ただ速い上がりを使えればいいというわけではありません。

混戦メンバーが揃いやすいレースということで、ずっと最後方にいて直線一気で上位を狙うような大味な競馬では限界があります。やはり、ある程度のポジションを確保しつつ、そこからメンバー上位の末脚を使えることが好走条件となります。

こう聞くと、実力・実績が上位の馬にのみ好走する資格がありそうですが、近年、速い上がりを使って波乱を演出した伏兵馬はコンスタントにいて、それらには“ある共通点”があったので紹介していきます。

22年2着セキフウ    (9人気)
21年1着スマッシャー  (7人気)
20年3着ケンシンコウ  (11人気)
18年3着エングローサー (7人気)

この伏兵馬たちは、戦前までに『前々で粘り込む競馬、後ろから差す競馬の両方で好走した経験があった』んです。つまり、デビュー戦から限られたキャリアの中で内容の濃い経験を積んでいることが有利に働くわけです。

陣営としては「結果が出ている脚質で結果を出したい」という思いと「溜める競馬を覚えさせたい」「ある程度ポジションを取れるようにしたい」と、ワンランク上の走りを求める思いがあります。

ジョッキーの判断やその時のレース展開によってたまたま新味が引き出されるケースもあるので、偶然の産物みたいなところもありますが、そんな経験がこの大一番で生きてくるわけです。

今回は、そんなイメージに合う馬をレビューしてみます。

6月16日(金)時点のレビューとなります。

1頭目 オマツリオトコ
函館ダ1000mのデビュー戦での勝ちっぷりからスピード任せのタイプかと思いきや、函館2歳S(G3)では最後方から追い込み3着、中京ダ1400mのヤマボウシ賞では行きたい馬を行かせて中団から差し切りと脚質の幅を見せました。

その後、交流重賞では小回りコースを意識してスタートから出して行き先行ポジションを取って兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)制覇、全日本2歳優駿(Jpn1)2着と難なく対応してみせました。

58キロを背負った2走前と芝マイルの前走は一旦度外視し、再挑戦となる今回。最終追い切りで自己ベストを出すなど、乗り込みの量も強度もしっかりしていて抜かりのない仕上げに映ります。

メンバーの中でもレース経験は豊富ですし、流れに応じた位置取りから堅実な末脚を見せてくれるのではないでしょうか。

2頭目 ジャスパーバローズ
ダート転向2戦目で初勝利。好位の内目で運ぶと、鞍上の手は他より早く動き始めるも、最後まで力強く伸びました。

その後はしばらく善戦止まりでしたが、わらび賞では中団内目のポジションから徐々に進出していき、そのまま上手く捌いて差し切り2勝目。

前走は好スタートから好位の内目で溜める形。3,4コーナーで外から進出してくる馬に被されて待たされるような場面もありましたが、終いはしっかり伸びています。

今回は2枠2番を引き、これまでの経験が生かせそうな状況となりました。ジッと脚を溜めることができれば混戦を割って抜け出すチャンスもありそうです。

今週買うべき5頭はこれだ!
PRシンクタンク
2022年の重賞レースは、推奨馬での馬連決着率はなんと約50%。収支もプラスとなれば、今年も目が離せません。

・2022年の馬券候補5頭の実績
対象重賞レース数:129レース
推奨馬の馬連決着:60レース
回収率:102.3%

元調教師の経験・知見から、陣営の視点や思惑に着目。

導き出した答えはこれだ!

重賞レース的中のカギは、出走させる側の視点にある!

今週は、特別にユニコーンS・マーメイドSで本当に買うべき馬5頭を教えます。

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Be The Winner とは?

GIを2勝した元調教師・平井雄二が重賞戦略アドバイザーとして監修。調教師時代に培った相馬眼を武器に、馬券の勝ち組を目指す競馬ファンの皆様に馬券で勝てる馬を教えます!毎週木曜に公開いたします。
平井 雄二

元調教師・生涯成績255勝

主な管理馬
・サクラスターオー(皐月賞・菊花賞・弥生賞)
・サチノスイーティー(アイビスサマーダッシュ)

1969年 騎手免許取得
1985年 騎手を引退
1985年 調教師免許取得
1987年 サクラスターオーで2冠達成
    重賞獲得調教師賞を受賞
2006年 サチノスイーティーでアイビスサマーダッシュを制覇
2011年 調教師を勇退

調教師時代に培った確かな“眼”を武器に馬券になる馬を見抜く“技”は圧巻の一言。

人気に関係なく“馬券で勝てる馬”を探求する姿勢は競馬ファンの強い信頼を得ている。

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