重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

提供:シンクタンク

重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

判断材料は意外とシンプル!確かな経験を武器に一発狙う2頭!

元調教師の平井雄二です。今週もよろしくお願いします。

現在は、長年競走馬を間近で育ててきた経験を活かし、重賞戦略アドバイザーとして予想家やファンの方とは違った視点で皆さんの馬券に貢献できるよう活動しています。

かなり昔の話ですが、サクラスターオーという管理馬で皐月賞と菊花賞を勝たせてもらいました。今は皆さんと同じように馬券になる馬を探す日々です。

後半では桜花賞(G1)の金言に合う馬をレビューしているので是非参考にしてください。

先週の大阪杯(G1)ではレビューしたジャックドールが逃げ切り勝ち。あの位置から2着に来たスターズオンアースが規格外なだけで今年も前有利の傾向でした。

桜花賞の金言
コース経験の差が明暗を分ける

今週からは3歳馬の戦い。まずは牝馬の桜花賞(G1、阪神芝1600m)です。

昨年は7番人気スターズオンアースが勝利して3連単7万2700円決着。1番人気が【1-3-1-5】と勝ち切れておらず波乱傾向の強いレースです。

近年は阪神JF組が直行するなどローテーションが多様化。トライアルレースで賞金の少ない馬が優先出走権を獲得して賞金ボーダーが高騰。初顔合わせの組み合わせが多く力関係の比較が困難。

キャリアが浅く、まだまだ成長途上の3歳牝馬。実は、ファンの方たちが悩むのも無理はない条件のレースです。

そこで注目するのが同舞台、阪神芝1600mの重賞を経験しているかどうか。過去10年の内訳を見てみましょう。

阪神芝1600mの経験別内訳
・経験あり 馬券圏内30頭中26頭
・経験なし 馬券圏内30頭中4頭

2歳女王決定戦の阪神JF(G1)と有力トライアルのチューリップ賞(G2)が行われる条件でもあるので、経験する機会は自然と多くなりますが、それでもここから穴馬が出ていることを覚えておいてください。

阪神芝1600m経験馬の人気薄
22年3着ナムラクレア(6人気)
20年3着スマイルカナ(9人気)
19年2着シゲルピンクダイヤ(7人気)
17年1着レーヌミノル(8人気)
16年3着アットザシーサイド(6人気)
15年2着クルミナル(7人気)
15年3着コンテッサトゥーレ(8人気)
14年3着ヌーヴォレコルト(5人気)
13年1着アユサン(7人気)
13年3着プリンセスジャック(14人気)

今年のメンバーで見ても僅か2~6戦とキャリアの浅い3歳牝馬同士の戦いにおいて、同舞台の重賞を経験しているという強みが結果にも表れてきます。

・揉まれながらのポジション争い
・緩みのないペースからの直線勝負
・最後までどれだけ脚を使えるか

など、ハイレベルで厳しい流れを経験することは馬の成長に繋がり、同時に課題を見つけることもできます。

そのため、陣営からすれば、好結果を残せているのであれば余計な心配がなくなりますし、敗れたとしても敗因や足りない部分が把握できるのでしっかりと対策を施すことができます。

今週から阪神芝はBコース使用。コース経験+内枠の利がありそうな馬をレビューしていきます。

4月7日(金)時点のレビューとなります。

1頭目 ドゥアイズ
デビューから5戦連続で馬券圏内。コース替わりや距離短縮にも上手く対応できており、能力の高さと安定感が売りの1頭です。

阪神JFでは出遅れてしまい、直線でも前を捌いて加速し直すロスがありながら3着。クイーンCではスムーズに先行して一旦は先頭に立つ積極策で2着。マイル戦にもしっかり対応できています。

内枠を引いたことでやりたい競馬は実現しやすそう。全レースでコンビを組んでいる吉田隼人騎手も自信を持って乗れるでしょう。

後ろに切れ味抜群のリバティアイランドがいるので、セーフティーリードを保ちながらスタミナを生かす競馬でどこまで粘れるか。

2頭目 ブトンドール
世代最初の重賞勝ち馬でスプリンター寄りのタイプ。

ここ2戦は物足りなく感じる成績ですが、阪神JFでは7枠14番と外目で誤魔化しがきかずラストは止まってしまった形。フィリーズRでは+12キロで太目残り、直線でずっとモタれていてまともに追えず、それでいて0秒4差の6着。

不完全燃焼の内容が続いています。今回は操縦性を高めるためにリングハミに替えてきており、ジョッキーも池添騎手にスイッチ。調教でも感触を確かめていて準備はできています。兄弟コンビですから意思疎通もバッチリでしょう。

今回は最内枠を引き当てたことで前に壁を作り、距離ロスを抑えてジッと我慢する競馬が叶いそう。末脚能力は十分あるので、一発狙いの騎乗がハマれば面白そうです。

今週買うべき5頭はこれだ!
PRシンクタンク
2022年の重賞レースは、推奨馬での馬連決着率はなんと約50%。収支もプラスとなれば、今年も目が離せません。

・2022年の馬券候補5頭の実績
対象重賞レース数:129レース
推奨馬の馬連決着:60レース
回収率:102.3%

高松宮記念では、13番人気で3着に飛び込んだ伏兵トゥラヴェスーラを推奨!

重賞は出走させる側の視点が重要。的中を大きく左右する決定打です

今週は、特別に桜花賞で本当に買うべき馬5頭を教えます。

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Be The Winner とは?

GIを2勝した元調教師・平井雄二が重賞戦略アドバイザーとして監修。調教師時代に培った相馬眼を武器に、馬券の勝ち組を目指す競馬ファンの皆様に馬券で勝てる馬を教えます!毎週木曜に公開いたします。
平井 雄二

元調教師・生涯成績255勝

主な管理馬
・サクラスターオー(皐月賞・菊花賞・弥生賞)
・サチノスイーティー(アイビスサマーダッシュ)

1969年 騎手免許取得
1985年 騎手を引退
1985年 調教師免許取得
1987年 サクラスターオーで2冠達成
    重賞獲得調教師賞を受賞
2006年 サチノスイーティーでアイビスサマーダッシュを制覇
2011年 調教師を勇退

調教師時代に培った確かな“眼”を武器に馬券になる馬を見抜く“技”は圧巻の一言。

人気に関係なく“馬券で勝てる馬”を探求する姿勢は競馬ファンの強い信頼を得ている。

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