【七夕賞2022予想】願い事は的中です!波乱のハンデ重賞を射止める馬は?
今年もやってきました!夏の名物・七夕賞。私の願いは的中です!過去に100万を超えるビッグ配当も飛び出すハンデ戦を射止めるのはどの馬?
七夕賞・完全攻略ファイルでは、予想のカギになるファクターを深掘りした記事を木曜~土曜に渡って公開していきます。
あの有力馬は本当に買えるのか?買い材料が揃った穴馬は?などなど、多角的に検証していきます!
2022年7月10日(日)
福島11R 七夕賞(G3)
福島競馬場 芝2000m 出走:16頭
1 | | シークレットラン | 牡6 | 柴田善臣 | 54.0 |
2 | ☆ | ロザムール | 牝6 | 丸田恭介 | 53.0 |
3 | | ヒュミドール | セ6 | M.デムー | 56.0 |
4 | △ | エヴァーガーデン | 牝5 | 松岡正海 | 52.0 |
5 | | マウントゴールド | 牡9 | 永野猛蔵 | 57.0 |
6 | | ヒートオンビート | 牡5 | 池添謙一 | 57.0 |
7 | | レッドジェネシス | 牡4 | 三浦皇成 | 56.5 |
8 | | フォルコメン | セ6 | 石橋脩 | 55.0 |
9 | △ | ショウナンバルディ | 牡6 | 菅原明良 | 57.0 |
10 | | ヤマニンデンファレ | 牝4 | 江田照男 | 50.0 |
11 | | アンティシペイト | 牡5 | 武藤雅 | 56.5 |
12 | | モズナガレボシ | 牡5 | 戸崎圭太 | 55.0 |
13 | ○ | プリマヴィスタ | 牡5 | 内田博幸 | 53.0 |
14 | | トーラスジェミニ | 牡6 | 原優介 | 57.5 |
15 | ◎ | ヴァンケドミンゴ | 牡6 | 津村明秀 | 56.0 |
16 | ▲ | エヒト | 牡5 | 田中勝春 | 54.0 |
7月3日(日)更新
今年も7月の名物重賞が近づいてきました。願いは的中のみ!七夕賞です。
特別登録馬を見渡すと、明らかに実績が抜けている馬がいます。福島芝成績(4-1-1-2/8)で
連対率62.5%・複勝率75.0%のハイアベレージを誇る
ヴァンケドミンゴです。
他の出走予定馬の福島芝勝利数を見ると、最大で1勝に対して、ヴァンケドミンゴは、4勝とズバ抜けた福島巧者です。馬券を買う側として、これは見逃せませんね。
ヴァンケドミンゴの福島芝成績
・2021年
11/14 福島記念(6着)
07/11 七夕賞 (12着)
・2020年
11/15 福島記念(2着)
07/12 七夕賞 (3着)
04/25 エールS(1着)
・2019年
07/20 いわき特別(1着)
06/29 南相馬特別(1着)
・2018年
11/10 2歳未勝利(1着)
前走は今年始めてのレースで4着。着差は離されましたが、始動戦としては上々でしょう。七夕賞は叩き2戦目で、上昇が見込めそうです。
また、自身も含めルーラーシップ産駒は、
過去3年の福島芝2000m成績が(6-6-6-38/56)で勝鞍数はトップ。連対率・複勝率で見ても21.4%・32.1%とまずまずの成績です。
出走馬メンバーレベルがそこまで高くない今年の七夕賞なら、過去に同条件の重賞で好走したこの馬の激走が見れそうです。
2022年の七夕賞。的中の願いをヴァンケドミンゴに託してみては?
7月6日(水)更新
七夕賞(福島・芝2000m)は荒れることで知られる夏の名物重賞。直近では2018年から4年連続で1番人気の馬が馬券になっていません。
そんな人気馬受難の七夕賞で、今年危険な雰囲気を醸し出しているのが、今回と同じ福島2000mで行われた前走の福島民報杯を5馬身差で圧勝した
アンティシペイトです。
元々、馬格の良さや活躍馬を次々とターフに送り込んでいる国枝栄厩舎所属ということもあって、大きな期待を集めていた馬。今回は前走の勝ちっぷりもあって、重賞初制覇が期待されることころです。
しかし!そこに立ちはだかる壁はなかなかハードなもの。まずは多くの人気馬が苦しんできたハンデ戦の醍醐味でもある斤量面。
トーラスジェミニが今回のトップハンデとなる57.5キロ。57キロがショウナンバルディ、ヒートオンビート、マウントゴールドの3頭。この馬はレッドジェネシスと並んで56.5キロのハンデとなりました。
この6頭の重賞・オープン実績を見てみると、アンティシペイト以外の5頭は複数の好走実績があるのに対して、アンティシペイトは重賞・オープンで3着以上になったのは、オープン特別で1着となった前走のみ。
ちなみに56キロのヴァンケドミンゴ、ヒュミドールも重賞で複数の好走実績を持っており、前走の1勝が後続を離したものだったゆえに、やや厳しいハンデを背負った印象を受けます。
七夕賞ハンデ上位馬の重賞・オープン実績
・トーラスジェミニ(57.5キロ)
→ 重賞1勝、3着1回、オープン特別3勝
・ショウナンバルディ(57キロ)
→ 重賞1勝、2~3着各1回
・ヒートオンビート(57キロ)
→ 重賞2~3着各2回、前走・天皇賞春4着
・マウントゴールド(57キロ)
→ オープン特別2勝、重賞2~3着各1回
・レッドジェネシス(56.5キロ)
→ 重賞1勝、2着1回
・
アンティシペイト(56.5キロ)
→ オープン特別1勝
また、過去3度の重賞挑戦を見ても、重賞初挑戦だったアルゼンチン共和国杯が8着、続くアメリカジョッキークラブカップとダイヤモンドステークスがともに11着と完敗。前走の勝ちっぷりが鮮やかだったとしても、ハンデ戦だったアルゼンチン共和国杯とダイヤモンドステークスが55キロだっただけに、今回の斤量増は一段と厳しく映ります。
鞍上の武藤雅騎手も、まだ重賞勝ちがなく、プレッシャーがかかる一戦となりそう。今回は危険な人気馬といえそうです。
7月7日(木)更新
今年の
七夕賞(福島・芝2000m)は、昨年の1~3着馬が揃って出走。彦星と織姫が年に1度の再会を果たすという七夕のストーリーからいけば、昨年の七夕賞から馬券絡みがない勝ち馬のトーラスジェミニと2着のロザムールは非常に面白い存在といえるのではないでしょうか?
コース実績は申し分ない昨年の上位馬の中で、ここでは織姫の
ロザムールをクローズアップします。
前記の通り、昨年のこのレースで2着となって以降、5戦連続で2ケタ着順。そのうち2レースが勝ち馬から4秒以上離された大敗で、着順の字面からは狙いにくいですが、逃げ馬が自分の形でレースができなかった時に大敗を喫するのはよくあること。
1993年の七夕賞を逃げ切ったツインターボも、古馬になってから掲示板に載ったのは勝った2戦のみ。両極端な戦績を残しました。
昨年2着の際も福島牝馬ステークス13着からの一変で、過去7回の馬券絡みのうち、3回が前走2ケタ着順からの反撃。ここは何ともニオうところです。
ロザムールの2ケタ着順直後の好走
・2022年
福島牝馬S16着 → 七夕賞?着
・2021年
福島牝馬S13着 → 七夕賞2着
・2020年
キタサンブラックM12着 → 常総S1着
・2019年
1勝クラス11着 → 石狩特別1着
大敗後とはいえ、間隔を空けて立て直した効果か調教の動きには活気がありますし、2走前の中山牝馬ステークスは13着ながら勝ち馬からは0.7秒差。今回はハンデも昨年と同じ53キロと手頃で、スンナリと自分の形に持ち込めば侮れない部分が多々あります。
行こうと思えば先手を取れるメンバー構成。人気は昨年よりも落ちる可能性が高く、後続を油断させてそのまんま粘り込み…。そんなシーンを期待したいところです!
7月8日(金)更新
エヒト
7/7(木) 栗東(坂路)
4F 51.6-37.4-24.3-11.9(馬なり)
2月の京都記念から間隔は開きましたが、帰厩後は弾むようなフットワークが目を引き、6月26日に坂路4ハロン50秒フラットで自己ベストを更新すると、7月3日には49.2秒と大きく時計を詰めて立て続けに自己ベストを更新。輸送を控えた7日の最終追いも楽な手応えで上記の好時計をマークしました。
直近の2走はアメリカジョッキークラブカップ9着、京都記念7着と着順はひと息ながら、それぞれ0.7秒、0.4秒差と勝ち馬からの差は僅か。京都記念は先行有利な流れの中、メンバー3位の上がりで渋太く差を詰め、そこへ来て、帰厩後の動きを見ると、地力強化がひしひしと伝わってきます。G3のハンデ戦なら上位争いに食い込んできても何ら不思議ではないでしょう。
昨年12着のリベンジを期す
ヴァンケドミンゴも攻め気配は上々。こちらも久々を感じさせない軽快な走りで得意の福島に照準を合わせてきました。臨戦過程は大敗続きだった昨年よりも数段良く、コース実績は不気味に映ります。
昨年の福島記念2着馬
ヒュミドールはウッチチップコースで軽やかな脚捌きを披露。ここ2走に比べるとメンバーはグッと軽くなり、ローカルも得意。反撃を警戒したいところです。
七夕賞・追い切り全頭評価
1 | シークレットラン | C | まずは叩いて |
2 | ロザムール | B | 活気ある動き |
3 | ヒュミドール | A | 納得の仕上り |
4 | エヴァーガーデン | B | 動きキビキビ |
5 | マウントゴールド | C | 馬は元気だが |
6 | ヒートオンビート | B | 気配マズマズ |
7 | レッドジェネシス | B | 立直効果アリ |
8 | フォルコメン | B | 終い鋭く反応 |
9 | ショウナンバルディ | B | 巻返せるデキ |
10 | ヤマニンデンファレ | B | 軽快な脚捌き |
11 | アンティシペイト | B | 仕上がり上々 |
12 | モズナガレボシ | C | 気配やや地味 |
13 | プリマヴィスタ | B | 地味だが順調 |
14 | トーラスジェミニ | C | 気配目立たず |
15 | ヴァンケドミンゴ | A | 終い鋭く反応 |
16 | エヒト | S | 心身上昇度大 |
7月9日(土)更新
七夕賞(福島・芝2000m)といえば、荒れることで知られる名物ハンデ重賞。過去10年で3連単は全て万馬券決着。7回が10万を超える高配当決着となっています。
ここでクローズアップしたいのは、過去10年で唯一全てのレースに騎乗し、(2-1-1-6/10)の好成績を残している
内田博幸騎手です。
七夕賞で好走した内田博幸騎手の騎乗馬
20年 3人気1着 クレッシェンドラヴ
19年 2人気2着 クレッシェンドラヴ
16年 11人気3着 オリオンザジャパン
12年 14人気1着 アスカクリチャン
10年間皆勤というのも凄いですが、14番人気で勝った12年のアスカクリチャン、11番人気で3着に入った16年のオリオンザジャパンと2ケタ人気の馬で2度馬券に絡んでいるのも凄いところ。ベテランらしい渋太さを存分に発揮しています。
七夕賞の好相性もさることながら、舞台となる福島芝2000mの成績も非常に良く、今年騎乗するジョッキーの中で、2019年以降の勝鞍は戸崎圭太騎手と並んでトップタイ。複勝率こそわずかに戸崎騎手が上になっていますが、勝率、連対率は内田博騎手が上回っています。また、騎乗馬の平均人気が大きく違う中での数字だけに、中身の濃い成績といえるでしょう。
内田騎手と戸崎騎手の成績比較
■内田博幸
(4-3-1-14/22)
勝 率 18.2%
連対率 31.8%
複勝率 36.4%
単勝回収率 97%
複勝回収率 125%
騎乗馬平均人気 6.7
■戸崎圭太
(4-2-3-14/23)
勝 率 17.4%
連対率 26.1%
複勝率 39.1%
単勝回収率 85%
複勝回収率 93%
騎乗馬平均人気 3.9
コンビを組む
プリマヴィスタは今回が初騎乗。2走前の三方ヶ原Sをレコードで快勝してオープン入り。続く目黒記念は8着と敗れるも、勝ち馬からはわずか0.3秒差。ここに来てグンと力を付けている印象です。
ちなみに内田博騎手が2ケタ人気で馬券になった2頭は、どちらも七夕賞が初騎乗。うまく持ち味を引き出したものでした。またも波乱を巻き起こすことができるか、大いに注目です!
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