【関屋記念2022予想】万馬券を獲るんじゃ!配当妙味アリの穴馬はこれ
夏真っ盛り。競馬も夏競馬の真っ只中。暑くてたまらないですが、ここで万馬券を獲って暑さを吹き飛ばそう!
関屋記念・完全攻略ファイルでは、予想のカギになるファクターを深掘りした記事を木曜~土曜に渡って公開していきます。
あの有力馬は本当に買えるのか?買い材料が揃った穴馬は?などなど、多角的に検証していきます!
2022年8月14日(日)
新潟11R 関屋記念(G3)
新潟競馬場 芝1600m 出走:14頭
1 | | イルーシヴパンサー | 牡4 | 岩田望来 | 56.0 |
2 | | エアファンディタ | 牡5 | 田辺裕信 | 56.0 |
3 | ▲ | ゴールデンシロップ | 牡4 | M.デムー | 56.0 |
4 | | ザダル | 牡6 | 戸崎圭太 | 58.0 |
5 | | リアアメリア | 牝5 | 菅原明良 | 54.0 |
6 | | シュリ | 牡6 | 津村明秀 | 57.0 |
7 | △ | スカイグルーヴ | 牝5 | C.ルメー | 54.0 |
8 | △ | ダノンザキッド | 牡4 | 川田将雅 | 57.0 |
9 | ◎ | エンデュミオン | 牡5 | 秋山真一 | 56.0 |
10 | | ワールドバローズ | 牡4 | 和田竜二 | 56.0 |
11 | ○ | ディヴィーナ | 牝4 | 武豊 | 54.0 |
12 | | ウインカーネリアン | 牡5 | 三浦皇成 | 57.0 |
13 | ☆ | レッドライデン | 牡5 | 吉田豊 | 56.0 |
14 | | ピースワンパラディ | 牡6 | 柴田善臣 | 56.0 |
8月7日(日)更新
結論から言ってしまいましょう。関屋記念で嫌ってみたいのは
スカイグルーヴです。
京都牝馬S、京王杯SCと重賞を連続2着に好走中ですが、今回は距離延長となる一戦。果たして好走できるかは疑問符が付きます。
まずは、このデータを見てみましょう。
スカイグルーヴの距離別成績
芝1200m 0-0-0-1/1
芝1400m 1-3-0-0/4
芝1600m 0-0-0-1/1
芝1800m 0-0-0-0/0
芝2000m 1-1-0-2/4
圧倒的に芝1400mにフィットしているのが分かります。この時期に芝1400mの重賞というのはなく、マイル重賞を使うというのも分からなくはないですが、戦歴を見てみると「ちょっとなぁ…」という感じがします。
距離に着目して戦歴を見てみましょう。
スカイグルーヴの戦歴
・デビュー~2戦目
芝2000mで好走していますが、これは能力だけで好走している感じがします。
・3戦目~4戦目
芝2000mの重賞で馬券外となっています。通用しなくなった?とも見えます。
・5戦目
距離をマイルに短縮。しかし、15着大敗。
・6戦目以降
距離を芝1400mにさらに短縮。しらかばSこそ5着ですが、それ以外は全て連対という好成績
これを見ると、距離短縮して好走しているのが読み取れます。分岐点はちょうど芝1600mにあるように感じます。
まぁ…個人的には、関屋記念からマイル路線というよりは、北九州記念・キーンランドカップ→スプリンターズステークスの芝1200m路線の方が、意外に勝負になるんじゃないかと見ています。
実際、5戦目のマイルで大敗しているのは気になりますしね。こんな感じで考えてみると、距離が200m伸びる関屋記念で馬券内…というのは、若干疑問符が。
メンバーもソコソコのレベルなので、ここでは思い切って嫌ってみたいですね。
8月10日(水)更新
関屋記念(新潟・芝1600m)は、新潟競馬場の外回りで行われるサマーマイルシリーズ第3戦。シリーズチャンピオンの行方を占う重要なレースです。
新潟競馬場の外回りといえば、最後の直線が658.7mと非常に長いのが特徴。ゆえに長い直線を利しての差し、追い込みのイメージも湧きますが、過去の10年の傾向を見ると逃げ馬が(2-1-1-6/10)、先行馬が(3-4-3-25/35)で、積極的なレースをした馬が数多く馬券対象に粘り込んでいて、必ず1頭は馬券に絡んでいます。中でもコース形態を考えると苦戦を強いられそうな逃げ馬の活躍が目立ちます。
関屋記念の逃げ馬成績
21年 マイスタイル 牡7 4着
20年 トロワゼトワル 牝5 2着
19年 マイネルアウラート 牡8 17着
18年 エイシンティンクル 牝5 3着
17年 マルターズアポジー 牡5 1着
16年 レッドアリオン 牡6 12着
15年 レッドアリオン 牡5 1着
14年 ラインブラッド 牡8 16着
13年 ナンシーシャイン 牝3 中止
12年 レッツゴーキリシマ 牡7 17着
そこでピックアップしたいのは、逃げて2勝クラス、3勝クラスを連勝してオープン入りを果たした
レッドライデンです。
デビュー戦が逃げて5着。好位追走の2戦目に初勝利を挙げ、そこから試行錯誤を重ねて2勝目は後方一気の追い込み。しばらく控える競馬を続けるも成績が安定せず、今年初戦の2勝クラスで久しぶりに逃げて快勝。続く3勝クラスも逃げ切って新境地を切り拓きました。
ここ2走の大敗は気になるものの、ともに道中において鞍上とのリズムが合っていなかったように映り、さらに前走の函館記念は8着以降が勝ち馬から2.4秒以上離される特殊な馬場状態。この馬だけでなく、重賞勝ち馬も4頭が4秒以上離されたレアなレースでした。
今回はベテランの
吉田豊騎手が手綱をとりますが、吉田豊騎手といえば、現役屈指の逃げ馬パンサラッサとのコンビで今年のドバイターフを逃げ切り勝ち。JRAの重賞で逃げ切りが11回もある逃げ達者です。
さらに、前述の逃げ馬(2-1-1-6/10)で馬券になった4頭をよく見てみると全て5歳以下。馬券にならなかったのは競走中止だった3歳馬を除くと全て6歳以上で、逃げて完走した5歳以下の馬は馬券確率100%のデータもあります。
今年は安田記念で1番人気に推された追い込み馬イルーシヴパンサーが出走。他の有力どころが後方を気にする間にベテランの手腕でスルスルと…。そのレースぶりは大いに注目です!
8月11日(木)更新
昨年の勝ち馬ロータスランドは今年の高松宮記念で2着。3着だったソングラインは今年の安田記念を勝つなど、昨年の
関屋記念(新潟・芝1600m)で好走した馬は、この春のG1戦線でも大活躍。今年も見逃せない一戦となりました。
今年の関屋記念からG1戦線に羽ばたく馬はどの馬か?ここで注目したいのは、当サイトの予想コラム『大リーグボール22号』でお馴染み、大魔神・佐々木主浩オーナーの愛馬
ディヴィーナです。
母のヴィルシーナはヴィクトリアマイルを2連覇。おじのシュヴァルグランはジャパンカップ、おばのヴィブロスは秋華賞、ドバイターフ、兄のブラヴァスも新潟記念を勝っているオーナーゆかりの良血。いずれも古馬の重賞を勝っており、成長力に富んだ血統です。
ディヴィーナは2走前に3勝クラスを勝ち上がり、重賞経験は前走のヴィクトリアマイル1戦のみ。現時点の実績という面では少し見劣りするものの、ここまで9戦して馬券圏内を外したのはわずか2戦。重賞初挑戦となったヴィクトリアマイルも11着と大きな着順にはなりましたが、続く宝塚記念で3着に入った3冠牝馬デアリングタクトとは0.2秒差。昨年の大阪杯を勝ったレイパパレ、先日のクイーンステークスを勝ったテルツェットには先着を果たしています。
2022年ヴィクトリアマイル
1着 ソダシ 1.32.2
6着 デアリングタクト 1.32.7
11着 ディヴィーナ 1.32.9
12着 レイパパレ 1.32.9
13着 テルツェット 1.33.0
今回は牡馬相手ながらG3とあって相手関係は前走より楽に映るうえ、手綱をとる
武豊騎手も前走から連続騎乗。特徴も掴んだでしょうし、全4勝を左回りで挙げていて、コース替わりも全く問題ないでしょう。
秋のマイルチャンピオンシップを視野に入れるためにも勝って賞金を上乗せしたい一戦。強豪相手の前走は今後への大きな経験となったはずで、これからドンドン強くなりそうな血統背景も魅力。この関屋記念はもちろん、ここをステップにこの後どんな成長を見せてくれるかも大いに注目です!
8月12日(金)更新
ゴールデンシロップ
8/10(水) 美浦(南W)
6F 66.8-51.7-37.7-11.9(強め)
先週のエルムステークスもA評価のオメガレインボーが3着!調子のバロメーターである調教はしっかりとチェックしておきたいですね。
フルゲートにはなりませんでしたが、秋のマイル路線を見据えて楽しみな馬が揃った関屋記念。S評価は3連勝中の
ゴールデンシロップです。
3週前に7ハロン、2週前に6ハロン追いでしっかりと負荷をかけ、最終追い切りは3頭併せの最内を鋭く伸びて同入フィニッシュ。昨年11月以来となる休養明けとなりますが、質・量ともに申し分ない調整。抜群の行きっぷりと軽やかな脚捌きでキッチリと仕上がりました。
マイル戦は3勝、2着1回のパーフェクト連対。スケールの大きな走りであっさりと突き抜けてもおかしくない素質馬です。
安田記念で1番人気に支持された
イルーシヴパンサーも抜かりない仕上げ。最終追い切りには初コンビを組む
岩田望来騎手が美浦に駆けつけて、この馬らしい軽快なフットワークを披露しました。
安田記念は8着ながらメンバー最速の上がりで勝ち馬からわずか0.2秒差。2キロ減で東京新聞杯と同じ56キロなら前進必至でしょう。
もう1頭気になるのが新潟のマイル戦でも勝鞍がある
シュリ。中間は坂路で50.8秒、51.0秒といった速いタイムを叩き出し、最終追いも終い重点で時計は目立たないながら力強いフットワークで坂路を駆け上がりました。立て直しの効果は十分うかがえるだけに、一変を期待したいところです。
関屋記念・追い切り全頭評価
1 | イルーシヴパンサー | A | 仕上抜け目無 |
2 | エアファンディタ | C | 気配物足りぬ |
3 | ゴールデンシロップ | S | 攻め迫力十分 |
4 | ザダル | B | 動きキビキビ |
5 | リアアメリア | B | 終い鋭く反応 |
6 | シュリ | A | 納得の仕上り |
7 | スカイグルーヴ | B | 活気ある動き |
8 | ダノンザキッド | B | 臨戦態勢整う |
9 | エンデュミオン | B | 素軽い脚捌き |
10 | ワールドバローズ | C | 気配やや地味 |
11 | ディヴィーナ | B | 気合乗り良好 |
12 | ウインカーネリアン | B | 終い伸び上々 |
13 | レッドライデン | B | デキ悪くない |
14 | ピースワンパラディ | C | 叩いてからか |
8月13日(土)更新
今年は早々に梅雨が開けたこともあり、暑さが一段と身に堪えますよね。
暑さが堪えるのは馬も同じ。競走馬は暑さが苦手といわれています。しかし、中には暑い夏場でもパフォーマンスが落ちない、むしろ上がっているのではと思わせる馬もいます。
この
関屋記念(新潟・芝1600m)にも『夏男』ともいえる気になる馬が…。それが
エンデュミオンです。
今年のメンバーで暑さが厳しい7月、8月に複数回馬券に絡んでいる馬は、このエンデュミオンとエアファンディタの2頭だけ。
エアファンディタは2戦してともに2着。イルーシヴパンサーの新馬勝ち、ザダルの関越ステークス勝ちなど、1戦のみで結果を出している馬もいますが、エンデュミオンはこの期間に4度出走。2勝、2着1回の好成績を残せる暑さに対するタフさ、適性の高さをハッキリと証明しています。
エンデュミオンの7~8月成績
21/07/25 北海ハンデ 1着
21/07/10 駒ケ岳特別 7着
20/08/23 阿賀野川特別 2着
20/07/25 燕特別 1着
ちなみに唯一の馬券外となったレースは、適性外といえる2600mの距離に加え、5カ月ぶりの休み明けで参考外と判断できるもの。新潟では20年の上記2走のほかにも、同年5月の早苗賞で3着に入っており、3戦全てが馬券圏内。コース相性も抜群です。
直近は3戦連続で上がり最速をマークしており、地力強化を感じる内容。ここは昇級初戦での重賞挑戦ということで人気の盲点にもなっており、馬券的な妙味もたっぷり。
狙いすました新潟戦で、夏男の一発に賭けてみる価値は十分あるでしょう!
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