【ラジオNIKKEI賞2022予想】今年も穴馬券が出るゾ!夏競馬開幕を告げる波乱重賞の狙いは?
いよいよ本格的な夏競馬が開幕!一発目の重賞は毎年大波乱が当たり前となっているラジオNIKKEI賞(G3)。今年も、もちろん穴馬券を狙うが吉です。
ラジオNIKKEI賞・完全攻略ファイルでは、予想のカギになるファクターを深掘りした記事を木曜~土曜に渡って公開していきます。
あの有力馬は本当に買えるのか?買い材料が揃った穴馬は?などなど、多角的に検証していきます!
2022年7月3日(日)
福島11R ラジオNIKKEI賞(G3)
福島競馬場 芝1800m 出走:13頭
1 | | サトノヘリオス | 牡3 | 岩田望 | 55.0 |
2 | | ホウオウノーサイド | 牡3 | 永野猛 | 53.0 |
3 | | フェーングロッテン | 牡3 | 松若風 | 55.0 |
4 | ☆ | オウケンボルト | 牡3 | M.デム | 52.0 |
5 | △ | クロスマジェスティ | 牝3 | 三浦皇 | 53.0 |
6 | ○ | ボーンディスウェイ | 牡3 | 石橋脩 | 55.0 |
7 | ▲ | ショウナンマグマ | 牡3 | 菅原明 | 53.0 |
8 | | タガノフィナーレ | 牝3 | 吉田豊 | 51.0 |
9 | △ | ベジャール | 牡3 | 戸崎圭 | 56.0 |
10 | | ミッキーブンブン | 牡3 | 菊沢一 | 52.0 |
11 | | ソネットフレーズ | 牝3 | 津村明 | 54.0 |
12 | ◎ | グランディア | 牡3 | 坂井瑠 | 54.0 |
13 | | ゴーゴーユタカ | 牡3 | 田辺裕 | 54.0 |
6月26日(日)更新
宝塚記念も終了し、G1レースは一休み。しかし、夏競馬が待っています。夏ならではの馬券の楽しみもありますよね。
今週行われるラジオNIKKEI賞は、とにかく荒れるファン泣かせの重賞です。穴党にとっては、待ってました!じゃないですかね。
さて、特別登録が発表されましたが、出走メンバーを見渡して、注目しておきたいのは
グランディアです。
実は、この馬。過去10年の勝ち馬3頭(21年ヴァイスメテオール・16年ゼーヴィント・15年アンビシャス)と非常によく似た共通項があります。
こちらの表をご覧ください。
勝ち馬3頭とグランディアの共通項
①前走がプリンシパルステークス
②通過順は10番手以下で後方から
詳しく見ていきましょう。
ヴァイスメテオール(11-11-10) 4着
ゼーヴィント (13-10-12) 3着
アンビシャス (14-12-11) 1着
------------------
グランディア (11-11-10) 5着
どうでしょうか。非常によく似ていますよね?アンビシャスこそ勝利していますが、残りの2頭は、上がり最速で届かずという競馬です。
グランディアも後方から上がり2位で5着止まりですが、着差は僅差の0.2秒差です。東京→福島へのコース替わりや、メンバーレベルなどを考えると狙い所です。
また、皐月賞・NHKマイルカップといったグレードの高いレースからの参戦が注目されますが、意外に馬券になっていません。
ラジオNIKKEI賞・前走別成績
プリンシパルS(3-0-1-9/13)
皐月賞 (0-1-0-6/7)
NHKマイルC(0-1-2-6/9)
青葉賞 (1-0-1-4/6)
2022年のラジオNIKKEI賞は、
グランディアを馬券候補として挙げておきます。果たして結果はいかに?
6月29日(水)更新
今週より東西のメイン開催場は東が東京から福島、西が阪神から小倉へと移り、いよいよ本格的な夏競馬がスタートします。
ラジオNIKKEI賞(福島・芝1800m)は3歳限定重賞で唯一のハンデ戦。馬券的な難しさはあるものの、一昨年の2着馬パンサラッサは今年のドバイデューティーフリーを勝ち、18年の2着馬フィエールマンは19、20年の天皇賞春を連覇。15年から18年の勝ち馬は全て古馬になってからも重賞勝ちを積み上げており、将来性豊かな馬が顔を揃える楽しみな一戦です。
将来性ということで注目してみたいのが
ボーンディスウェイです。
暮れのホープフルステークスでは10番人気の低評価ながら勝ち馬から0.5秒差の5着。続く弥生賞も9番人気ながら3着と激走。勝ったアスクビクターモアは日本ダービーで3着、2着のドウデュースは日本ダービーを勝つハイレベルの一戦でクビ+1/2馬身差に踏ん張ったのですから、世代トップクラスの地力を持っているのは間違いないところでしょう。
重賞、オープンでの連対がないのが幸いしてか、1番人気候補で毎日杯2着のベジャールがトップハンデの
56キロに対して、こちらは1キロ軽い
55キロ。弥生賞の内容を加味すれば、恵まれたハンデに落ち着きました。
また、今回の舞台である福島1800mは勝利こそありませんが、新馬戦、2戦目の未勝利戦で2、3着。ちょうど1年ぶりの参戦で同時期の輸送を経験しているのも強みでしょう。
日本ダービー上位馬を相手に互角の走りを見せたボーンディスウェイに大注目です!
ベジャールの戦績
03/26 毎日杯2着
勝ち馬 ピースオブエイト
ダービー
18着
ボーンディスウェイの戦績
03/06 弥生賞3着
勝ち馬 アスクビクターモア
皐月賞5着・ダービー
3着
3着馬 ドウデュース
皐月賞
3着・ダービー
1着
6月30日(木)更新
昨年は4番人気、11番人気、7番人気。一昨年は8番人気、7番人気、5番人気での決着。ハンデ戦でもあり、
ラジオNIKKEI賞(福島・芝1800m)はどの馬にもチャンスありといえるでしょう。
好配馬券をゲットすべく、人気の盲点となっている馬を見つけ出したい一戦。ここで注目したいのは1800mで2戦2勝の
ショウナンマグマです。
デビューしてここまで7戦して2勝。4着が2回あるものの、字面からは(2-0-0-5/7)という極端な数字となっています。2勝はいずれも1800m。
初勝利となった2戦目の未勝利は自身を含めて4頭がすでに2勝を挙げているレベルの高いレースです。3着のエンペザーはG2のニュージーランドトロフィーで4着に好走。6着のシーグラスはオークスにも出走しました。
さらに、2勝目を挙げた2走前は2着馬に8馬身差をつける圧巻の逃げ切り勝ち。
2着に負かしたゼッフィーロはデビューから安定した成績を残し、前走で2勝目をマーク。近親にラヴズオンリーユーがいる良血で、ラジオNIKKEI賞に出走していれば有力候補に上がっていた可能性もある素質馬です。流れが向いたとはいえ、能力がなければできない勝ちっぷりでした。
前走のプリンシパルステークスは行き脚が付かず、しかも道中で揉まれて折り合いを欠く不完全燃焼。若さ、モロさをのぞかせるレースとなってしまいました。
しかし、待って下さい!プリンシパルステークスといえば、【
FILE No.2:過去の勝ち馬3頭と共通項を持つ特注馬を発見! 】で触れた過去10年で勝ち馬が3頭出ている好相性のレースです。
若さ、モロさを残すものの、自分の形に持ち込めばとてつもない強さを見せるポテンシャルの持ち主。ベストの距離で大逆転を期待したい1頭です!。
ショウナンマグマが勝利したレース
22/03/26 1勝クラス
2着 ゼッフィーロ(8馬身差)
→ 2走後に2勝目を挙げている。
21/11/13 未勝利
2着 エスペラント(1馬身1/4差)
→ 3、5、6着馬がすでに2勝を挙げている。
7月1日(金)更新
オウケンボルト
6/29(水) 美浦(坂路)
4F 54.5-39.2-25.3-12.2(馬なり)
中間は坂路で入念に乗り込まれ、先週は終い一杯に追われて52.4-37-6-24.3-11.9秒のタイムで力強く登坂。最終追い切りも時計こそ目立つものではないものの、重心の低い伸びやかなフットワークで坂路を駆け上がり、うまくリフレッシュがなされたように感じます。
G2に挑戦したここ2走は大きな着順となっていますが、攻め気配から前走のダメージはないように感じますし、今回と同じ1800mのスプリングSでは9着とはいえ、出遅れて後方からのレースになりながら、メンバー3位の上がりを繰り出しています。
また、
M.デムーロ騎手が3戦目以降、ずっと手綱をとり続けているのも、高い素質を感じているからでしょう。52キロの軽ハンデを利しての一発が目に浮かんできます!
ソネットフレーズは、NHKマイルカップで17着大敗も、当時は半年ぶりの休養明け。久々の実戦をひと叩きされ、ここ2週はキビキビとしたフットワークが一段と目を引きます。血統面から1ハロンの距離延長も問題なさそうで、ここは反撃必至と見ます。
皐月賞からひと息入った
ボーンディスウェイも好気配。6月上旬から坂路とウッドチップコースを併用して入念に乗り込まれてきました。ここでは地力上位の存在だけに、着実に賞金を加算して秋の飛躍に繋げたいところでしょう。
ラジオNIKKEI賞・追い切り全頭評価
1 | サトノヘリオス | B | 軽やかな脚色 |
2 | ホウオウノーサイド | B | スピード感有 |
3 | フェーングロッテン | B | 好調をキープ |
4 | オウケンボルト | S | 攻め迫力十分 |
5 | クロスマジェスティ | B | 反撃態勢整う |
6 | ボーンディスウェイ | A | 終い鋭く反応 |
7 | ショウナンマグマ | B | デキ落ちなし |
8 | タガノフィナーレ | C | 馬は元気だが |
9 | ベジャール | B | 気合乗り良好 |
10 | ミッキーブンブン | C | 力強さに欠け |
11 | ソネットフレーズ | A | ゴール前鋭伸 |
12 | グランディア | B | 力強い脚捌き |
13 | ゴーゴーユタカ | C | 気配やや地味 |
7月2日(土)更新
※三浦皇成騎手は、内田博幸騎手へ乗り替わりとなりました。
ラジオNIKKEI賞(福島・芝1800m)の舞台となる福島競馬場は小回りのローカルコース。ハイセイコーとのコンビで知られる増沢末夫騎手、現在は調教師としても活躍する中舘英二騎手が非常に得意としていましたね。
そんな巧者が出やすいコース。ここで注目したいのが
三浦皇成騎手が手綱をとる
クロスマジェスティです。
特筆すべくは三浦騎手の福島芝1800mの成績。過去3年において、今年のラジオNIKKEI賞に騎乗するジョッキーの中で勝鞍は戸崎圭太騎手の5勝に次ぐ4勝。連対率は戸崎騎手の24.0%を上回る31.0%。複勝率は戸崎騎手の32.0%を20ポイント近く上回る51.7%。2回に1回は馬券に絡む圧巻の数字を叩き出しているのです。
三浦騎手と戸崎騎手の福島芝1800m成績
三浦皇成
(4-5-6-14/29)
勝 率 13.8%
連対率 31.0%
複勝率 51.7%
戸崎圭太
(5-1-2-17/25)
勝 率 20.0%
連対率 24.0%
複勝率 32.0%
馬の方も魅力たっぷり!前走の桜花賞こそ13着と大きな着順となってしまいましたが、そこまでは未勝利→桜花賞トライアルのアネモネステークスを連勝するなど馬券圏内を外さない堅実な走りを見せ、桜花賞も勝ったスターズオンアースとは0.9秒差。着順ほど離されはしませんでした。
今回はG3で相手も軽くなり、鞍上は2回に1回は馬券に絡む三浦騎手への乗り替わり。中山での一連のレースぶりからコース替わりも問題なさそうで、条件は大きく好転します。
ちなみに祖母のテンザンユタカは古馬に開放される前のエリザベス女王杯の前哨戦として組まれていた牝馬限定重賞・サファイヤステークスで同年のオークス馬チョウカイキャロル、同2着のゴールデンジャックを完封するなど重賞2勝をマークした名牝。
心強い鞍上と、持ち味である立ち回りの巧さを生かしての一発に期待です!
競馬がもっともっと楽しくなる!競馬盛り上げサイト!ユーザーの競馬ライフをもっと楽しくするために、うまスクエアでは予想に役立つコンテンツをたくさん用意しています