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今週は、エプソムカップで一勝負いきたいですね。さっそく、過去10年のデータから推せる馬を探っていきましょう。

まずは、このポイントに注目してみましょう。それは、前走着順です。下の表をご覧ください。

前着	着度数	勝率	連率	複率
1着	1-1-4-16/22	4.5%	9.1%	27.3%
2着	1-4-1-15/21	4.8%	23.8%	28.6%
3着	1-0-0-14/15	6.7%	6.7%	6.7%
4着	0-0-0-10/10	0.0%	0.0%	0.0%
5着	2-0-1-18/21	9.5%	9.5%	14.3%
6～9着	4-3-1-32/40	10.0%	17.5%	20.0%
10着～	1-2-3-27/33	3.0%	9.1%	18.2%

前走2着の成績が良いですが、そりゃ、成績良ければ走りますよね。ここで注目しておきたいのは、前走6～9着です。掲示板にも載らないけど、大敗もしないという微妙な感じですが、意外にエプソムカップでは、馬券になっています。

では、実際に馬券になった馬の内訳を見てみましょう。下の表は、前走6～9着＆エプソムカップで馬券になった馬の詳細です。

年度	馬名	エプソムC	前走
21年	サトノフラッグ	6人2着	5人7着
19年	レイエンダ	5人1着	1人9着
18年	ハクサンルドルフ	4人2着	4人8着
17年	ダッシングブレイズ	5人1着	5人7着
13年	クラレント	4人1着	2人8着
13年	ジャスタウェイ	3人2着	2人8着
12年	トーセンレーヴ	1人1着	2人8着
12年	マイネルスターリー	15人3着	14人8着

この8頭中7頭に共通するのが、前走で重賞を使っていたことです。かつ、着順の範囲が6～9着であれば、馬券内の可能性は上がります。

今年、出走を予定している馬の中で、これに該当するのは、シャドウディーヴァ1頭です。

前走のヴィクトリアマイルは、16番人気の低評価ながらメンバー最速の上がりで9着まで押し上げています。今回の人気は読みにくいところですが、昨年、同距離の重賞・府中牝馬ステークスを勝っているので、期待はできそうです。

次は、年齢を見ていきましょう。

戦歴	着度数	勝率	連率	複率
3歳	0-0-0-1/1	0.0%	0.0%	0.0%
4歳	6-6-4-19/35	17.1%	34.3%	45.7%
5歳	3-1-1-41/46	6.5%	8.7%	10.9%
6歳	1-3-3-27/34	2.9%	11.8%	20.6%
7歳	0-0-2-30/32	0.0%	0.0%	6.3%
8歳	0-0-0-13/13	0.0%	0.0%	0.0%

4歳馬が圧倒的に成績がいいです。もう少し深掘りして見ていきましょう。キャリア10戦以内にフィルターをかけると、(5-2-1-8/16)で、勝率31.3％・連対率43.8％・複勝率50.0％になります。

これでも、十分馬券にはなりそうですが、さらにさらに、少し絞り込んでみます。

これを、種牡馬別で見ていくと、ディープインパクト産駒が(3-2-1-3/9)で、勝率33.3％・連対率55.6％・複勝率66.7％まで跳ね上がります。

馬名	人気	着順
サトノフラッグ	6人	2着
ファルコニア	2人	3着
アドマイヤビルゴ	7人	7着
アルジャンナ	1人	10着
サラキア	7人	2着
サトノアーサー	2人	1着
エイシンヒカリ	2人	1着
ファイナルフォーム	2人	5着
トーセンレーヴ	1人	1着

今回、このレア条件に該当するのは、ヤマニンサンパ1頭のみとなります。

最後に、定番のやついっときましょう。枠番別の成績です。

枠番	着度数	勝率	連率	複率
1枠	1-1-1-14/17	5.9%	11.8%	17.6%
2枠	0-1-2-14/17	0.0%	5.9%	17.6%
3枠	3-2-2-12/19	15.8%	26.3%	36.8%
4枠	0-1-2-17/20	0.0%	5.0%	15.0%
5枠	1-1-0-18/20	5.0%	10.0%	10.0%
6枠	2-0-0-17/19	10.5%	10.5%	10.5%
7枠	1-2-1-21/25	4.0%	12.0%	16.0%
8枠	2-2-2-20/26	7.7%	15.4%	23.1%

3枠の成績がいいですね。連対率・複勝率を見ると、頭一つ抜けています。できれば、この枠を引き当てたいところです。

一方で、2枠・4枠の偶数枠は引きたくないですね。勝ち馬「0」というのは、やはり厳しい結果です。

6/10(金)に発表される枠順では、3枠にどの馬が入るか注目しておきましょう。

さて、出走馬・騎手も確定した木曜日は、騎手データから馬券候補を紐解いていきます。12頭と少頭数の競馬となる今年のエプソムカップ。的中の明暗を分けるのは機種かもしれませんよ！それでは、さっそく見ていきましょう。

まずは、エプソムカップの過去10年・騎手成績です。

騎手	着度数	勝率	連率	複率
戸崎	2-1-1-4/8	25.0%	37.5%	50.0%
Cルメ	1-1-0-3/5	20.0%	40.0%	40.0%
浜中	1-0-1-2/4	25.0%	25.0%	50.0%
四位	1-0-1-0/2	50.0%	50.0%	100.0%
内田	1-0-0-6/7	14.3%	14.3%	14.3%
Cウィ	1-0-0-2/3	33.3%	33.3%	33.3%
石橋	1-0-0-7/8	12.5%	12.5%	12.5%
武豊	1-0-0-4/5	20.0%	20.0%	20.0%
岩(康)	1-0-0-1/2	50.0%	50.0%	50.0%
川田	0-2-1-1/4	0.0%	50.0%	75.0%
福永	0-2-1-1/4	0.0%	50.0%	75.0%
Mデム	0-2-0-2/4	0.0%	50.0%	50.0%
丸山	0-1-0-3/4	0.0%	25.0%	25.0%
藤井	0-1-0-0/1	0.0%	100.0%	100.0%

過去10年で連対した騎手は14人(引退含む)いますが、戸崎圭太騎手の成績が目立ちます。8回の騎乗で複勝率50.0％で半分は馬券に絡んでいます。

今年は、ダービー卿チャレンジトロフィーを勝ち、京王杯スプリングカップ3着で人気の一角を占めそうなタイムトゥヘヴンに騎乗します。

次に、過去3年の東京芝1800m成績を見てみましょう

騎手	着度数	勝率	連率	複率
Cルメ	32-26-14-36/108	29.6%	53.7%	66.7%
戸崎	11-12-10-45/78	14.1%	29.5%	42.3%
石橋	10-8-8-45/71	14.1%	25.4%	36.6%
Dレー	10-3-5-4/22	45.5%	59.1%	81.8%
田辺	6-6-5-69/86	7.0%	14.0%	19.8%
川田	5-4-3-16/28	17.9%	32.1%	42.9%
岩(康)	2-2-1-12/17	11.8%	23.5%	29.4%
三浦	1-8-11-61/81	1.2%	11.1%	24.7%
横(典)	0-1-3-26/30	0.0%	3.3%	13.3%
坂井	0-1-2-12/15	0.0%	6.7%	20.0%

圧倒的な強さを見せるのが、ランキングトップのC.ルメール騎手と、騎乗数は少ないものの勝率～複勝率が強烈なD.レーン騎手の2人。

このデータを見せられてしまうと、買わざるを得ないですね…。さすがという感じです。

C.ルメール騎手は、ダービー卿チャレンジトロフィー3着のダーリントンホールに、D.レーン騎手は、京都金杯を制しているザダルに騎乗します。

冒頭でも触れたように、今年のエプソムカップは、12頭と少頭数でのレース。こういう場合は、最後に騎手の腕が的中を左右すると言っても過言ではないのでは!?

予想で迷ったら、騎手データを参考にしてみるのもいいと思います！

この中間は併せ馬を4本消化。先週は7ハロン追いで十分な負荷をかけ、最終追い切りは終い重点の5ハロン追いで軽やかなフットワークで同入フィニッシュ。馬体の張り・ツヤも良く、うまくリフレッシュされた印象を受けます。

3歳時に出世レースとして名高い共同通信杯をを勝った実力馬。喉の不安でスランプに陥る時期もありましたが、手術を経て今年2走のレースぶり、中間の攻め気配からも不安は払拭されています。鞍上には共同通信杯以来のコンビとなるC.ルメール騎手を起用。勝負気配の高さもうかがえます。

昨年の覇者であるザダルも連覇へ向けて申し分ない仕上がり。前走のダービー卿チャレンジトロフィーは10着ながら前が止まらない展開で勝ち馬とは0.7秒差。デキに陰りはないだけに、ゲンのいいレースで反撃を狙っています。

面白いのは一昨年の日本ダービー以来のレースとなるコルテジア。ここまでプール、坂路、CWコースを併用して入念に乗り込まれ、4週続けてCWコースでラスト1ハロン11秒台のキビキビと動きを見せています。馬券的にも妙味は久々のココでしょう！

枠順	馬名	評価	短評
1	シャドウディーヴァ	B	軽やかな脚色
2	タイムトゥヘヴン	B	一連デキ保つ
3	コルテジア	A	臨戦態勢整う
4	ヤマニンサンパ	B	仕上り及第点
5	ダーリントンホール	S	デキ高値安定
6	ノースブリッジ	B	入念に攻消化
7	トーセングラン	C	気配やや地味
8	ガロアクリーク	B	終い伸び上々
9	ハッピーアワー	C	気配目立たず
10	トーラスジェミニ	B	デキ悪くない
11	ジャスティンカフェ	B	1週前好時計
12	ザダル	A	弾ける伸び脚

さぁ土曜日は、うまスク激推しを公開します。

安田記念の激推し「ナランフレグ」は9着…後方から追い込んだものの届かずという結果。人気よりは上に来てはいますが…いやぁ、競馬は難しいです。

エプソムカップは、人気はないですが、この馬を推したいと思います！



正直、直近の成績からは厳しい結果が待ち受けている可能性は高いと思います。ただ、少しでも可能性があるなら買ってみたいですね。

2020年に同レースを18番人気で3着。大万馬券の片棒をかついだのがこの馬です。その後、七夕賞を制しています。

そして、目をつけたのは、2021年の安田記念(5着)です。ダノンキングリー・グランアレグリア・シュネルマイスターと言った強豪と差のない競馬。これがどうしても気になるんですよね。

その後、大不振に陥ってしまいましたが、前走のダービー卿チャレンジトロフィーは勝ち馬から0.8秒差で、人気のザダルとも0.1秒差です。

12頭と少頭数での競馬になる今年のエプソムカップ。さすがに、この馬のマークはキツくなさそうですし、先行して安田記念のような粘り腰を見せてくれれば、可能性があるんじゃないかと思います。

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