馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
アルゼンチン共和国杯(G2)
人馬ともに大きく花開く!
秋競馬真っ只中、今週は中央競馬ではG1狭間ではあるものの、東西で重賞が4鞍行われる豪華な週末。
中でも日曜日東京の
アルゼンチン共和国杯は、近年でもスワーヴリチャード、シュヴァルグラン、ゴールドアクターなど、後にビッグタイトルを手にする馬を輩出している注目の一戦。
今年もその可能性を秘めた素質馬が揃っている。
中でも注目したいのが…
前走で準オープンを勝ち、晴れてオープン入りしてきた
フライライクバードだ。
重賞自体は、3歳春に青葉賞へ出走経験があるものの、当時は2番人気に推されながらも8着に敗れた。
その後、夏は休養し秋に復帰し再出発。そこから1年を経て改めてオープン入りし重賞挑戦となる。
この馬の初勝利の時に手綱を取り、3走前までずっと手綱を取って来た福永騎手も、以前から「大きいところを狙える馬」と素質を高く評価していたが、それが漸く花開いてきた雰囲気だ。
思い起こせば、父スクリーンヒーローもこのアルゼンチン共和国杯で初重賞制覇を成し遂げ、次走でジャパンカップを制しビッグタイトルを手にした。
鞍上は、2走前から手綱を取っている岩田未来騎手。
何度となくこのコーナーでもお伝えしているが、3年目にして188勝を上げ、今年もすでに75勝と昨年の76勝を大きく上回る勢い、変わらず乗れている若手のホープといえる存在。
ただ、いつかは獲るとは言われているものの、なかなか重賞タイトルに手が届いていない。先日の府中牝馬ステークスでも本当に惜しい2着だった。
今回のこのフライライクバードは、2走前から手綱を取り、前走強い競馬で勝たせた、もうお手馬と言える存在。タイトル奪取のチャンスと言えるだろう。
馬も人も初重賞制覇のチャンス、そして本当に勝つ様ならば、ともにこの後より活躍することだろう。注目してみたい。
オススメ!
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