馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
フローラS
人気は控えめも実力十分!
春のG1連続開催狭間の今週末、日曜日は東西でG2が行われる。
東京ではオークスへ向けたトライアル戦
フローラステークス。今年は1戦1勝馬が3頭も参戦する、なかなか興味深い一戦となった。
そんな中で、関西からはその1戦1勝のブライトジュエリーの手綱を取る鮫島克駿騎手を始め4人のジョッキーが東京遠征する。
その4人が4人とも注目ではあるが、やはり
鮫島良太騎手には注目してみたい。
騎乗する
キミノナハマリア、デビュー戦では弟の鮫島克駿騎手が乗り、3・4戦目では兄の鮫島良太騎手が乗っていたように、オーナーは比較的この兄弟を応援しているそうだ。
今回は前走手綱を取った松山騎手がマイラーズカップにソウルラッシュがいて乗れなくなったことで、ならばと再び鮫島良太騎手に手綱が回って来た。
ここ数年は年間勝利も1ケタ、昨年は2勝にとどまり、今年はまだ未勝利の鮫島良太騎手。そんなジョッキーを重賞で起用するのだから、オーナーの応援する気持ちが良く分かる。
当人も重賞騎乗は約2年振り、このチャンスには期するものがあるだろう。
騎乗するキミノナハマリアは、正月の中山競馬を使って一旦休ませて以降、馬が一気に変わったという。
それまでダラダラ歩いていたものが、シャンシャン歩くようになり、それに応じて走りも軽くなった。
その証となったのが前走の君子蘭賞の勝ち方、終いで抜群の決め手を繰り出し差し切り勝ちを決めた。
この勝ち方を経て、厩舎のムードも一気に期待が高まりトーンが上がってきている、
実際、出走馬中で唯一の2勝馬。実績的にはメンバー中一番と言える存在。
十分勝つチャンスはある。
鮫島良太騎手が最後に重賞を勝ったのは2009年の小倉2歳ステークス、実に13年余り勝ってない。
今回、久しぶりに重賞勝利の美酒に酔える可能性は十分あるだろう。
1戦1勝の面々は派手なパフォーマンス勝っている馬が多く、恐らく人気はそちらに持っていかれるだろうが、その人気を覆す勝利を期待したいところだ。注目してみたい!
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