馬券情報・最前線(栗東編)

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関西の事情通が思惑の真相に迫る!

福島牝馬S
何としても勝ちたい舞い込んだチャンス!

春の連続G1狭間の週末、とはいえ3場全ての開催場で重賞競走が行われる豪華な週末ではある。

土曜日は福島で福島牝馬ステークス。勝ち馬には5月の古馬牝馬限定G1ヴィクトリアマイルの優先出走権が与えられるステップレースとなっている。

G1へ向けてのステップレースとあって、関東・関西から遠征するジョッキーも見受けられる。

関西からは、団野・西村・加藤祥太の3名の騎手が遠征。

今は中央開催を主戦場に移している団野大成騎手、ここで騎乗するのは長期休養明けのステラリア。これは自厩舎の管理馬であるところが大きい。

同じく、先日から中央開催に主戦場を移している西村淳也騎手はビッグリボンに騎乗。この馬の全4勝中2勝を挙げ、前走も手綱を取り、引き続き騎乗する。

管理するのはトップステーブルの中内田厩舎。川田騎手が不動のエースジョッキーだが、その2番手候補に名乗りを上げている今、こういうところで好結果を出せればより「2番手」の可能性は高くなるというもの。ここは結果が欲しい遠征だろう。

もう一人の加藤祥太騎手。手綱を取るのは一昨年の夏以来となるミスニューヨーク

新馬戦から手綱を取り、未勝利・1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスを勝たせ、オープン入りさせた張本人、もともとが主戦だったのだが、オープン入り後に勝ち切れずミルコにスイッチされてしまった。

その後重賞を2つ勝たれてしまい、もう戻って来ないと思われたところで、今回はダービー卿チャレンジトロフィーからの中2週で急遽の参戦とあって、ミルコの都合がつかず、久しぶりにお鉢が回って来た。

加藤祥太騎手自身、デビューから2年目までは30勝・35勝を挙げ順風満帆かと思われたが、3年目から伸び悩み、一昨年は3勝、昨年はたったの1勝のみ。今年もここまで地方交流での勝利はあるものの、中央では連対どころか3着も無い惨状。

どうにか浮上のきっかけが欲しいところ、そんな中で舞い込んできたこのチャンス。ここでもし勝つ事が出来れば大きなアピールになるだろう。

同期の鮫島克駿騎手が活躍する中でもあり、本人もここは期するところがあるはず。

このミスニューヨークと加藤祥太騎手、注目してみたい。


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