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馬券情報・最前線(栗東編)

関西の事情通が思惑の真相に迫る！

今年もクラシックが開幕、今週は牡馬クラシックの第1弾・皐月賞が行われる。

横綱1強の牝馬戦線とは違い、何が1番人気になるのかさえ不明な群雄割拠で大混戦の牡馬戦線、その結末がどうなるのかも楽しみだ。

その皐月賞が行われる日曜日、関西阪神でも重賞が行われる。

ダートの重賞アンタレスステークス。

人気になりそうなのは1勝クラスからG2まで4連勝で制したプロミストウォリアか。

ただソエで間が空いているだけに、連勝当時の勢いは一旦小休止という雰囲気はある。

注目してみたいのは、そのプロミストウォリアが勝った東海ステークスで、スタート直後に落馬競走中止してしまったヴァンヤールだ。

この馬、荻野極騎手が未勝利戦当時から手綱を取っているのだが、その中央の未勝利戦では勝ち切れず一旦抹消され地方へ転出。

2勝して出戻り、その初戦から再び荻野極騎手が手綱を取り、3勝の勝ち鞍は全て彼の手で挙げている。

2回の2着も荻野極騎手でのもの。それだけに彼もこの馬に対し思い入れは深いようだ。

なんとか重賞を勝たせたいという思いで挑んだ交流重賞の名古屋グランプリは、惜しくもハナ差及ばず2着。

続く東海ステークスは前述通りスタート直後に躓いて落馬競走中止、空馬のまま1着でゴールしてしまうという皮肉な結果になってしまった。

そういう経緯もあるだけに、再び重賞挑戦となるここへの意気込みは強い。

能力比較的にも、東海ステークス4着のウェエルカムニュースには前走で先着していることで、東海ステークス組よりも上の評価はできる。

また、上位人気と思われるケイアイパープルにも昨年末の名古屋グランプリで大きく先着。そしてプロミストウォリアも前述通りという状況ならば十分にチャンスはあるはずだ。

恐らく人気は無さそうだが、上位人気馬とは遜色ない存在、このヴァンヤールと荻野極騎手のコンビニは注目してみたい。


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