馬券情報・最前線(栗東編)

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関西の事情通が思惑の真相に迫る!

福島11R 吾妻小富士S
実は勝負の遠征!

今週からいよいよクラシックが開幕する。第1弾は桜花賞、その桜の女王の座を狙って好メンバーが揃い今年も白熱した争いが見られそうだ。

一方で、今週から再び第3場開催が開幕する。ローカルを主戦場にしているジョッキー達にしてみれば、2場開催の先週は我慢の1週間で、今週からオークスまでの7週間は春の稼ぎ処になる。

そんな中で注目なのは…

今年の冬の小倉のリーディングを獲得、昨年も常にトップ争いを演じ、いくつかの開催リーディングを獲得している、ローカルではすっかりトップジョッキーと言える立場に成り上がった西村淳也騎手。今週土曜日はそのローカル福島で騎乗するが、やはり注目と言える。

と言うのも…

これまでローカルが主戦場なので、この初日の福島騎乗は普通に思われそうだが、実はこの春は、主戦場は中央開催にシフトする予定で、福島で重賞のある3週目の土曜日だけ遠征予定も、次週以降は基本的には阪神で騎乗する。

そう、ローカルで経験と実績を積んできたので、いよいよ中央場所へ挑んでくるタイミングということだ。

ゆえに、この初日の福島は、実は遠征ということになる。

一番のお目当てはメインのアラジンバローズ

昨夏の小倉で初めて騎乗し勝利を挙げ昇級戦も連勝、そして前走でも手綱を取り2着と、ここまで3回騎乗し2勝2着1回と好相性の同馬。

昨年末の師走ステークスで大敗を喫しているが、これは先行馬総崩れとなる厳しい展開によるもの、まして鞍上も西村淳也騎手ではなかった。

前走は勝ったロッシュローブもここには出走しているが、その前走は大名マークされたレース、相手に展開利もあった。

今回は、前回あった1キロの斤量差がなくなり同斤量、逆転の計算は十分に立つ。

この馬をお目当てに福島遠征する気持ちも良く理解できるというもの。

まずはこの馬のレース振りに注目だ。

そして西村淳也騎手、前述通りこの春の福島開催には2回遠征を予定しているのだが、「2日間だけでも開催リーディングは狙える!」と自信を持っている。

いつも強気なコメントを残すジョッキーなだけに半分はリップサービス的なものだとは思うが、確かに3週6日間と短期決戦なだけに、2日間で固め撃ちが出来れば可能性はあるだろう。

そう言う意味で、メインのみならずこの福島初日は1日通して西村淳也騎手には注目してみたい。


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