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馬券情報・最前線(栗東編)

関西の事情通が思惑の真相に迫る！

先週、東西で桜花賞トライアルが終わり、出走メンバーもほぼほぼ固まってきた。

今週は東西で皐月賞トライアルが行われる。

日曜日は中山でスプリングステークス。混戦ムードの今年を象徴するように、4年振りにフルゲートで争われる。

話題の中心はセブンマジシャンだろう。恐らく上位人気に推されると思われる。

暮れの2歳G1ホープフルステークスでも上位人気に推された存在。結果は展開向かず6着だったが、脚力は見せ、年明けの京成杯では1番人気に推されていた。

クラシックへ向かうために賞金加算を目論んだ出走だったが、ここでは4コーナーで外に振られ、直線では内から寄られと二度の不運に見舞われ3着、、賞金加算できずに終わってしまった。

仕切り直しのここは皐月賞への出走権を賭けた一戦となる。話題の中心ではあるが、レースの中心的存在でもあるだろう。

そんな中だが…

同じく関西馬のアイスグリーンにも注目していただきたい。

夏の小倉で勝ち上がった馬だが、新潟2歳ステークスでは1番人気に推されていたほどの一頭。

そもそも、重賞を勝ったディアンドルの半弟でデビュー時から期待されていた一頭でもある。

前走のあすなろ賞はかなりイレ込んでいたのだが、それでも横綱競馬で勝利をもぎ取りトライアルへ駒を進めて来た。

まだ精神的に幼いところがあるものの、夏以来の競馬を1回使った上積みも大きく、前走以上のパフォーマンスを見せる可能性は十分ある。

鞍上には西村淳也騎手。

若手の中ではノーザンFに腕を買われている一人で、今回は声が掛かった。

普段は第三場のローカルを主戦場としている西村淳也騎手だが、そのご指名応えて中山遠征を決めた。

まだクラシックでのお手馬は無く、願ってもないチャンスと言えるだろう。

そのご指名に応えて権利を獲得することはもちろん、自らのステップアップのためにも、是が非でもクラシックでのお手馬を確保しておきたいところ。

このアイスグリーンと西村淳也騎手、ぜひ注目していただきたい。


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