馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
中山10R 東風S
充実期を迎えたここは通過点!
日曜中山のメインは桜花賞トライアルのリステッド競走アネモネステークスだが、そのひとつ前の準メインでも古馬のリステッド競走が組まれている。
アネモネステークスと同じ芝のマイル戦で争われる
東風ステークス。
リステッド競走とはいえ、このあと3週後に同じ舞台で行われる重賞、ダービー卿チャレンジトロフィーで好走する馬が多く、さらに安田記念という大きな舞台まで見据えて注目の一戦といえる。
今年の東風ステークスで特に注目なのが…
準オープンを勝ったばかりの昇級戦だが、同じ中山芝マイル戦を勝って来た
ゾンニッヒだ。
このゾンニッヒの父はラブリーデイ。ラブリーデイと言えば、5歳の春に中山金杯を制すると、その後京都記念・鳴尾記念を勝ち、その勢いでG1宝塚記念まで制し、秋にも京都大賞典・天皇賞秋も制した、今の時代では珍しい晩成の典型と言える存在。
ゾンニッヒは、その父と同じ5歳を迎えて充実期に入ってきそうな雰囲気がある。
というのも、昨秋の秋風ステークスからマイル戦に距離を短縮してから走りが安定してきたが、前走の若潮ステークスが、それまでのゴール前で気を抜く詰めの甘さを払拭する差し切り勝ち、まさに父と同じ、5歳を迎えてホンモノになってきた感がある。
鞍上は前走と同じ
菅原明良騎手、コースも同じ中山の芝マイル戦、期待は高まるというもの。
そして、ここで勝てば当然次走はダービー卿チャレンジトロフィーとなるだろう。
さらにはその先のG1安田記念も視野に入る。父同様に、一気にG1ウイナーまでのぼり詰める可能性もある。
充実の5歳春を迎えるであろうこのゾンニッヒ、注目したい!
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