うまスクエア

馬券情報・最前線(栗東編)

関西の事情通が思惑の真相に迫る！

月が替わり、今週から3月。それとともにG1の前哨戦も活発になっていく。

今週は、牡馬・牝馬の重要なクラシックトライアルに加え、土曜中山では高松宮記念へ向けた最後のステップ重賞であるオーシャンステークスが行われる。

ここまでのステップ重賞シルクロードステークスと阪急杯は、活きのいい明け4歳馬が勝利し本番へ駒を進めるが、ここもその活きのいい明け4歳馬に注目してみたい。

3頭出走する明け4歳馬の中で、唯一の関西馬であるエイシンスポッター、鞍上はまだ見習いジョッキーの角田大河騎手だが、敢えて注目してみたい。

昨年末の最後のレース、ファイナルステークスの時、このコーナーで取り上げた馬と騎手だが、期待通りの快勝！

距離短縮のタイミングから乗り出した事もあったとは思うが、馬も人も一戦毎に成長し、7戦前の初勝利からずっと手綱を取り、4勝を挙げいよいよオープン入り。

まだキャリア1年の新米ジョッキーだが、手の合うコンビと言えるだろう。ともに今年、飛躍を目指している。

ただ今現在の収得賞金では高松宮記念の出走ボーダーラインをクリアはできておらず、ここで是が非でも出走権利を得ておきたいところ。

角田大河騎手は、昨年36勝を挙げ例年なら新人賞を獲得できるレベル。ただ今村聖奈騎手の活躍により、すっかり影に隠れてしまっている。

とは言え、トレセン内では「今年は大河の方が勝つんじゃないか」とところどころで囁かれている。現状はまだ5勝と思ったほどの勝ち鞍は上げられていないが、2着は11回あるように少しの事で一気に勝ち星を伸ばす可能性はある。

重賞を勝つ事は、そのきっかけとなるには十分の理由、そして有力馬でG1参戦ともなれば、さらに好ムードにもなり得るだろう。

この角田大河騎手が手綱を取るエイシンスポッター、今回の結果はもちろん、今後の飛躍も含めて注目してみたい。


コチラも注目
【平井雄二のBe The Winner】弥生賞・経験の差がハッキリ表れるレースで優位に立てる2頭！