馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
阪急杯
セットの依頼で連勝を狙う
まだ2月とはいうものの、フェブラリーステークスが終わり、今週からは春競馬モードに突入する。
今週の重賞は中山で中山記念、阪神で阪急杯と春の大舞台げ向けて注目のステップレースが行われる。
阪急杯での注目は、やはり
グレナディアガーズだろう。
今週はサウジカップがあり、また高松宮記念の週末にはドバイワールドカップが行われる関係で、ちょうどこの阪急杯から高松宮記念に向かう馬に関しては、ジョッキーの起用にやや難儀な面がある。
オーナーサイド、厩舎サイドとすれば、できれば両方とも騎乗して欲しいところ。
そういう意味で、グレナディアガーズの鞍上に
岩田望来騎手が選ばれた経緯もある。
デビュー5年目、昨年はキャリアハイとなる年間103勝を挙げ、今年も先週までで既に19勝を挙げ、関西ではルメール・川田騎手に次ぐ3番手、全国リーディングでも4位という、早くもトップジョッキーの立ち位置にいる岩田望来騎手。
その勝ち鞍の割にはタイトルは少なく、昨年漸く初重賞制覇を成し遂げ年間で2勝。とはいえ、今年は年明けの京都金杯を乗り替わりで制し弾みはつけている。
このグレナディアガーズには、前述の理由もあり次走の高松宮記念も含めセットでの騎乗依頼とあって、大きなチャンスと言える。
ただ、例えセットの依頼とは言え、ここで結果を残せなければ、次走で乗り替わることもあるのが今の競馬の世界。
そういう意味でも、ステップレースとは言え結果を求められる一戦と言えるだろう。
この岩田望来騎手の手綱を取るグレナディアガーズ、どんな競馬を見せるのか、注目してみたい。
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