馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
シルクロードS
継続騎乗が叶いビッグチャンス!
今週日曜日は、東西で後のG1へ向けて重要なステップレースが行われる。
中京では、3月の高松宮記念へ向けたステップレースの
シルクロードステークスが行われる。
ハンデ戦とは言え、本番と同舞台と言う事で昨秋のスプリンターズステークス組をはじめとしたなかなかの好メンバーが揃った。
土曜日の東京に続き、浜中騎手は主戦場の小倉から中京へ。そしてその小倉からと言えば今村聖奈騎手も遠征してくるクチ。ただともに、自らの手で重賞を勝たせている馬なだけに当然とも言える。
同じ小倉を主戦場としているジョッキーなら、
藤岡康太騎手に注目したい。
騎乗するのは
マッドクール、前走自らの手で勝たせてオープン入りを果たした馬だ。
一見、前走に続き継続騎乗で、この馬のために主戦場の小倉から遠征してきている様に見える。
しかし、事情はそんな簡単ではない。
実はこの馬、このシルクロードステークスの鞍上はデヴィッド・イーガンで決まっていた。
ゆえに、藤岡康太騎手は主戦場の小倉で騎乗予定を組んでいた。
ところが、ご存知の通りイーガンは2週前の紅梅ステークスで制裁を受け騎乗停止となり今週の騎乗が出来なくなってしまった。
そこで、前走手綱を取っていた藤岡康太騎手に声が掛かったのだが、既に小倉で予定を組み騎乗馬も決まっていただけに、簡単には決められないところ。
しかし、その騎乗予定をキャンセルしてマッドクールに乗る事を決めた。
そう、前走で高松宮記念と同舞台のレースを勝って、それだけの価値のある馬という感触を得ているからだろう。
賞金的には、今のままでは高松宮記念への出走は厳しいところでもあり、陣営としても何としても勝ちたいところ。そして見事勝利を挙げられれば、藤岡康太騎手もまた継続騎乗が叶うことだろう。
今回のみならず、G1の舞台も見えてくるということだ。
この藤岡康太騎手の乗るマッドクールには、どうしても注目したくなる!
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