馬券情報・最前線(栗東編)

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関西の事情通が思惑の真相に迫る!

愛知杯
今年こそさらなる飛躍を遂げる

年明けの正月変則開催も終わり、今週から通常日程にはなるものの、第3場開催の小倉も開幕し、また土曜日から重賞が行われるとあって、今週も忙しない週末となっている。

その土曜日の重賞は、牝馬限定のハンデ重賞の愛知杯。フルゲートには満たなかったものの、真冬のこの時期にしてはこの先が楽しみな牝馬が揃った。

中でも注目は…

昨年のこのレースの2着馬、マリアエレーナにはぜひ注目したい。

この馬に関しては昨年の愛知杯でも取り上げたが、その昨年とはまた違うイメージで注目と言える。

昨年は、ローズステークスを回避し、違うレースから秋華賞を目指すも出走叶わず、しかしながら新潟牝馬ステークスで得た新たなパートナー、坂井瑠星騎手とともに飛躍を誓うレースとお伝えした。

結果的には2着に敗れ、次走のマーメイドステークスでも2着。その後、坂井瑠星騎手は秋にG1を制し飛躍したのだが、マリアエレーナの方は重賞小倉記念には勝ったものの、G1挑戦の秋の天皇賞は、大きな不利を受ける不完全燃焼の競馬で躍進とまではいかなかった。

ただそれでも、イクイノックスからコンマ7秒差の7着なら、その不利を考えればよく走っている方だろう。確実に力はつけている。

実際、小倉記念で破ったジェラルディーナは、その後牡馬混合のG2オールカマーを勝ち、さらにG1エリザベス女王杯をも制し、さらに暮れの有馬記念でも3着。それを考えても、マリアエレーナは、少なくとも牝馬限定のG3ならば明らかに上位の存在と言える。

小柄な馬でもあり休み休み使われているものの、一戦一戦力は出すタイプで2ヶ月強の休み明けも心配はない。

ここで好勝負をして、現役トップクラスの牝馬ジェラルディーナに並び、さらなる飛躍を今年こそ叶えたいもの。

仕切り直しの一戦となるここはぜひ注したい!


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