馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
すばるステークス
重賞勝ちも現実味!
1月5日に開幕した今年の中央競馬、週末は正月競馬恒例の3日間競馬が行われる。
初日の土曜日、重賞はないものの東西でオープン競走が行われる。
中京では
すばるステークス。今年は珍しくフルゲートに満たない14頭立てとなった。
勢いある4歳馬の参戦もあり、見応えある一戦になりそうだが、その4歳馬ではなく、明けて6歳となるものの鞍上が主戦の
北村友一騎手に戻る
オーヴァーネクサスに注目してみたい。
オーヴァーネクサスと北村友一騎手のコンビは、5走前の昨年の6月の花のみちステークスが始まりだが、この時の勝利は、北村友一騎手にとって怪我で長期戦線離脱し復帰した後の初勝利、じつに14ヶ月ぶりの勝利だった。
しかも、離脱前はクロノジェネシスとの黄金期でノーザンF関連馬の関西の主戦級の扱いで勝ち星も量産していたのだが、復帰後にチャンスは貰っていながらも結果が出せず、少し見切られかけていた時なだけあって、本人の思い入れも深い一頭でもある。
その後、オープン入り後の秋3戦目でオープンを勝ち、いよいよ重賞に手が届くかというところ。
前走のカペラステークスは、北村友一騎手は香港カップのダノンザキッドに騎乗するため、どうしても乗る事ができず代打で大野騎手が騎乗していたが、道中はカペラステークス史上最速の超ハイペースで流れ、リメイクの勝ち方だけが目立つレースになったものの、この馬も内目を捌いてリメイクに次ぐメンバー中2位の決め手を繰り出し4着、いよいよ重賞勝ちも現実味を帯びてきたところ。
今回は重賞ではなく準重賞ではあるものの、このあとの大舞台を睨むためには勝って賞金加算させておきたいところ。そして鞍上の北村友一騎手にとっても、再びスターダムにのし上がるためにも、このオーヴァーネクサスとともに勝ち進んでいきたいだろう。
今回のみならず先も見据えて、オーヴァーネクサスと北村友一騎手のコンビには注目してみたい。