馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
京都金杯
年男が飛躍へヤル気満々
2023年の中央競馬が開幕する。
その開幕重賞は、関西圏は恒例の
京都金杯。今年まで代替で中京で行われる。
フルゲート16頭揃ったが、なんと前走馬券に絡んだ馬がゼロという非常に珍しいメンバー構成。しかもハンデ戦とあって、どの馬が勝ってもおかしくないような形相のレースだ。
そんな中で注目してみたいのは…
1枠1番という絶好枠を引き当てた
ベレヌスには注目してみたい。
ご存知の通り、この馬の脚質は逃げ。開幕週の競馬で1枠1番は願ってもない好枠と言っていいだろう。
昨夏、小倉で行われた中京記念を逃げ切った後、秋の2戦は5着・9着と敗れてはいるが、京成杯オータムハンデの時は、2コーナーを回るところでミッキーブリランテの奇襲的な捲りがあり、自分のペースが作れず5着。とはいえ、最後まで伸びてはいて着順ほど悪い内容では無かった。
福島記念ではスタート直後に4頭で先手を争うことになり、結果的には引いてしまった事で全く流れに乗れずに9着。とはいえ、適性や展開を考えればそこまで悪い内容でもない。
鞍上は引き続き
西村淳也騎手。このベレヌスの全5勝中4勝を挙げている、この馬のために遠征もするほどのほぼ主戦ジョッキー。
昨年はノーザンFの後押しもありキャリアハイの72勝を上げ、今伸び盛りの若手ジョッキーの一人。
その伸び盛りの若手ジョッキーの中で、今ノーザンFの主戦と言えるのは坂井瑠星騎手だが、鮫島克駿とともに2・3番手を争うくらいの信頼を得てきているのが西村淳也騎手。
年明け一発目の重賞で結果を出せれば、さらに上のステップへと進める可能性もある。
ある意味で、今年の飛躍を賭けた一戦、年男でもあり是が非でも結果が欲しいところだろう。
この西村淳也騎手の乗るベレヌス、注目してみたい!
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