うまスクエア

【境和樹・穴馬券ネオメソッド】

AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R～12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)

---

日曜・京都11R きさらぎ賞(G3)(芝1800m)

荒れ馬場耐性に注目、ダートも走れそうなパワー血統を狙いたい今年のきさらぎ賞。

時計はある程度出ているものの、開幕週から路盤の緩さが指摘され、荒れた馬場に対する適性が問われている今冬の京都芝コース。

綺麗な馬場が得意な馬は凡走することが多く、ダートも走れそうなパワータイプの方が狙い目になります。

先週日曜日の東京最終レースを勝ったドクタードリトルという馬を例にとって見てみましょう。

先週、東京芝で1.58.4秒という好時計をマークして楽勝したこの馬は、2週前に京都芝1800mを走っており、そこでは6着に惨敗しています。

状態や展開など別の要素もあったとはいえ、このパフォーマンスの差が今の京都の馬場を象徴しています。

時計の出る東京の良馬場で好時計勝ちするようなタイプは、今の京都では能力を発揮し切れないわけです。

血統的にも、ダートOKの米国血統を保持した馬も好走が目立っています。



主に米国を主戦場にするミスプロ系を筆頭に、ダートでも走れそうなパワー血統を持った馬が多く好走しています。ここに、今の京都がダート的なパワーを要求していることが表れています。

ダートでも走れそうなパワータイプ、血統的には米国血統を重視。

②インザモーメント
(母父カーリン)

③ウォーターリヒト
(父ドレフォン)

⑥ナムラエイハブ
(母父エンパイアメーカー)

⑧ファーヴェント
(母父ストリートクライ)

⑨ジャスティンアース
(母父ボードマイスター)

⑥ナムラエイハブに注目。

母父エンパイアメーカーは、現役時代にベルモントSを制した馬で、産駒もダートの大きなところで活躍。最近の日本では、母父に入ってダート好走馬に多く絡んでいます。

また、ナムラエイハブの母ナムラアンといえば、2016年OP特別の都大路S勝ちのほか、京都芝1800mで【3-2-1-2】と好成績を挙げたコース巧者でした。

ここ2戦、外枠で距離ロスがありながらデイリー杯2歳Sでは後のG1勝ち馬ジャンタルマンタルの4着、1勝クラスの前走では2着と地味ながら成績はまとめています。

血統的に歓迎と見られる条件替わりで、さらなるパフォーマンスアップが期待できます。




東京12R
4歳上2勝クラス(ダ1600m)
◎②カプラローラ

人気を分ける③ショウナンカブト、⑬タマモロックの2頭も悪くはありませんが、どちらも絶対的な実力があるとは言えません。ちょっとしたことで着順の逆転は起こり得る組み合わせで、ここは②カプラローラを狙ってみたい一戦です。

かつての中央在籍時も含めて、東京ダ1600mの走りが結構良い馬。2走前の7着にしても、道中の手応えは良く、4角でも一旦先頭を窺う恰好。最後に止まったのは+16キロの馬体増付きの休み明けに原因を求めていいでしょう。

2022年以降、東京ダ1600mで【3-2-3-8/16】勝率18.8％、連対率31.3％、複勝率50.0％をマークしているキタサンブラック産駒。血統的にもこの舞台に替わる点は好材料。

1キロ減も相まって、馬券圏内突入の可能性は高まっています。

[PR]新競馬プラットフォーム
【馬券のミカタ】にアツい予想が大集合！
境和樹の激アツ推奨馬も無料公開中！