重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
今年も10万馬券超え!? 激走条件を満たした穴馬候補!
今週は、桜花賞トライアルの
フィリーズレビュー(G2、阪神芝1400m)が行われます。
フルゲート18頭に対し特別登録が27頭ですので、「ここはチャンスあり」と狙っている陣営が多いのでしょう。18年は5万6610円、19年は1着同着で26万馬券&15万馬券、20年は11万馬券決着と波乱傾向ですから、今年も対策が必要です。
そんな混戦レースを仕留めるために知っておくべき馬券のポイントは
《前走から距離の変化》です。以下は、前走の距離別成績です(過去10年)。
前走1200m【0.0.0.33】勝率0.0%・複勝率0.0%
前走1400m【4.3.4.54】勝率6.2%・複勝率16.9%
前走1600m【7.6.6.52】勝率9.9%・複勝率26.8%
昨年は1着エーポス(5人気)、2着ヤマカツマーメイド(2人気)、3着ナイントゥファイブ(12人気)の前走1600m組3頭が揃って馬券になるなど、高確率で人気以上の激走を見せています。
20年1着エーポス(5人気)
20年3着ナイントゥファイブ(12人気)
19年1着ノーワン(12人気)
17年3着ゴールドケープ(6人気)
15年2着ペルフィカ(7人気)
暮れの阪神ジュベナイルF、クラシック初戦の桜花賞と牝馬の主要距離は1600mですから、世代で見ても強い馬が集まりやすい条件と言えます。1200mや1400mで戦ってきた馬との対決では優位に立てるのでしょう。
また、阪神1400mは、先行争いが激しくなりやすく、中盤のペースもなかなか緩まないため、急坂が待ち受ける最後の直線ではスタミナ要素が求められます。スピード一辺倒のスプリンタータイプには厳しい条件です。
ちなみに、今年行われた同コースの重賞でも、阪急杯ではミッキーブリランテ(10人気2着)、京都牝馬Sではギルデッドミラー(5人気2着)、ブランノワール(9人気3着)と激走馬はいずれも前走1600m組でした。
今年の該当馬は
エイシンヒテン(クイーンC4着)、
オパールムーン(阪神JF6着)、
ヨカヨカ(阪神JF5着)などが出走を予定しています。もちろん抽選を突破した前走1600m組にも注意が必要です。
このように、毎年波乱決着になっているフィリーズRには、コース傾向が大きく関係している激走ポイントが潜んでいます。この一戦で本当に買うべき5頭も参考にしてみてください。
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