重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

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【高松宮記念】4年続けて重or不良馬場で大波乱!元調教師が熱視線「道悪」で浮上する1頭

元調教師の平井雄二です。先週の阪神大賞典は当コーナーで注目馬に取り上げたテーオーロイヤルが5馬身差の圧勝。3000mを超える距離では馬券内を外したことがなく、「ステイヤーズS→ダイヤモンドS→阪神大賞典」とローテーションから天皇賞・春を含めて、陣営が『3000mを超える古馬重賞4レース』にターゲットを絞ってきているのが伝わる走りを見せてくれました。

やはり陣営のレース選択は、予想をする上での大きなポイントになります。

今週からいよいよ春のG1戦線がスタート。高松宮記念(G1、中京芝1200m)は春のスプリント王決定戦にふさわしく、今年も短距離路線の実力馬が揃って参戦してきました。

皆さんもよくご存知のとおり、このレースは毎年のように2ケタ人気の穴馬が絡んでいます。数あるG1でも予想の難しさは1、2位を争う存在でしょう。

どうして高松宮記念が荒れるのか。考えられる要因は「馬場状態」と「天候」です。

春の中京最終週に行われる高松宮記念は、内ラチ沿いがレースで掘り返され荒れている年が目立ちます。これに季節の変わり目による「雨」が加わることで不確定要素が増し、2020~23年は4年続けて「重」または「不良」まで悪化しました。直近5年で良馬場は2019年の1度だけです。

その結果、重馬場の22年は当時福島のオープン特別しか勝利経験がなかったブービー人気のキルロードが3着。不良馬場の昨年は1着ファストフォースが12番人気、3着トゥラヴェスーラは13番人気と、2ケタ人気の穴馬が2頭も馬券に絡む大波乱決着となっています。

近2年の高松宮記念
2023年 不良馬場
1着 ファストフォース(12人気)
2着 ナムラクレア(2人気)
3着 トゥラヴェスーラ(13人気)

2022年 重馬場
1着 ナランフレグ(8人気)
2着 ロータスランド(5人気)
3着 キルロード(17人気)

競馬ファンにとっては予想に頭を悩ませる難解なG1でも、人気薄の管理馬を出走させる調教師の立場だと話は全く別です。なぜなら良馬場の時計勝負では敵わないであろう有力馬に、当日の馬場状態や天候次第で逆転できるチャンスがあるからです。

仮に2022年と2023年の高松宮記念が良馬場で行われたとして、先ほど馬名を挙げた1~3着馬は何頭馬券に絡めるでしょうか。恐らく上位馬はガラっと入れ替わっていたでしょう。

この原稿を書いている段階でレース当日は雨予報。5年連続で「重」または「不良」で行われる可能性が出てきました。上位人気が予想される馬のうち晴雨兼用のタイプといえば、不良馬場だった昨年の高松宮記念で2着のナムラクレア。重または不良では[2-1-0-0]と安定感抜群です。

トウシンマカオやママコチャなどは渋った馬場はプラスとは言えません。当日の馬場状態次第では格下とみられている人気薄でも割って入るチャンスが出てくるでしょう。

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GIを2勝した元調教師・平井雄二が重賞戦略アドバイザーとして監修。調教師時代に培った相馬眼を武器に、馬券の勝ち組を目指す競馬ファンの皆様に馬券で勝てる馬を教えます!毎週木曜に公開いたします。
平井 雄二

元調教師・生涯成績255勝

主な管理馬
・サクラスターオー(皐月賞・菊花賞・弥生賞)
・サチノスイーティー(アイビスサマーダッシュ)

1969年 騎手免許取得
1985年 騎手を引退
1985年 調教師免許取得
1987年 サクラスターオーで2冠達成
    重賞獲得調教師賞を受賞
2006年 サチノスイーティーでアイビスサマーダッシュを制覇
2011年 調教師を勇退

調教師時代に培った確かな“眼”を武器に馬券になる馬を見抜く“技”は圧巻の一言。

人気に関係なく“馬券で勝てる馬”を探求する姿勢は競馬ファンの強い信頼を得ている。

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