重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
10/10 クラシック馬不在!秋華賞の注目馬2頭!
京都大賞典(G2)の[気配注目馬]エタリオウは5着まで。自分の競馬に徹して、最後は伸びてはいるが、いかんせん前が止まらなかった。思い切ったレース運びができるのも人気薄馬の特権で、若手騎手の手綱捌きも光った。
第24回 秋華賞(G1) 注目馬
データ
ブランノワール
過去10年で馬券になった30頭中29頭に当てはまっていた《芝1800m以上での勝利実績》は今年も重視したい。また、どの年も末脚勝負となっていて、上がり3F3位以内が【6.6.4.19】と半数以上を占めている。そして、馬場がどれだけ荒れるか現時点では未知だが、渋った馬場で結果を残していることも重視したい。
そこで浮上したのがブランノワール。前走で1800mを勝利、下級条件を含むが7戦中6戦で上がり3位以内をマーク、稍重で2勝。春は収得賞金や権利取りが上手くいかず、夏以降に自己条件で勝ち上がってきた。休養を経て心身の成長が著しく、レースぶりも終いの脚も高いレベルで安定している。
斤量3キロ増を克服する必要はあるが、前走の2勝クラスで3馬身差完勝、2連勝中と底を見せておらず、既存勢力を脅かす可能性を秘めている。
気配
カレンブーケドール
秋華賞に向けて前哨戦を使う上で、何としてでも優先出走権を獲りたい馬がいる一方で、必ずしもそうでない馬も存在する。このカレンブーケドールは後者だ。
前走の紫苑S(G3)を迎えるまでの状況は、次の本番を見据えている印象で、決してメイチ仕上げというわけではなかった。オークス2着の実績なら、秋華賞やエリザベス女王杯を意識するのは当然だろう。レース内容も、2番手追走で後続馬の絶好の目標になったが、交わされてからも最後まで粘って0秒1差の3着と格好をつけた。
津村騎手もレース後に「次はもっと良くなる」と手応えを掴んでいたみたいで、自身にとって初のG1タイトル獲得へ申し分ない態勢が整ったと言える。オークスで今回のメンバー最先着という確固たる自信が強気の騎乗に繋がるはずだ。
※10/10時点での注目馬となりますので、ご了承ください。
今年は桜花賞馬グランアレグリア、オークス馬ラヴズオンリーユーが揃って不在。去年のアーモンドアイのような主役はいない。唯一のG1馬ダノンファンタジーがローズSを制したとはいえ、圧倒的な強さを見せたとまでは言えない内容。“混戦”と見る向きが強くなるだろう。
今年もローズS組、紫苑S組、オークスから直行組、条件戦組と様々な臨戦過程があるが、前哨戦をどれだけの仕上げで使われたのか、夏を越しての成長度はどれほどなのか、などといった馬柱を見ているだけでは把握できない部分に馬券的中のカギがなる。
また、今年は台風19号の接近に伴い、馬場状態や輸送にも影響が出てくる。この状況での陣営の気配というのも重要で、当日まで精査は続く。そういった分析が反映されている5頭の馬券候補も参考にしていただきたい。
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