うまスクエア

馬券ネオメソッド(レース回顧編)

だいたい想定した馬は来ているのですが

第62回日経新春杯(ＧⅡ)
１着アドマイヤデウス
２着フーラブライド
３着アドマイヤフライト

ラップ：
12.8-11.3-11.6-12.4-12.4-12.3-12.6-12.7-12.3-11.6-11.3-11.5
時計：2.24.8

基本的には持久力とスタミナが要求されるレースで、今年も候補馬に挙げたアドマイヤデウスとフーラブライドは来ていますから、傾向通りだったとは思います。
レースの上がりが34.4秒、勝ち馬の使った上がりが33.8秒なので、「鈍足」というテーマにピンと来ないところもありますが、予想コラムでも指摘したとおり、たとえば勝ち馬アドマイヤデウスはアドマイヤドン産駒ということに加えて、兄が長距離戦でも間に合わない競馬を続けているアドマイヤケルソの全弟ですから、本質的なキャラクターとしては「鈍足」のカテゴリーに入るはずです。今日の内容に関しては、枠順とコース取りの妙かな？と考えています。

もちろん、これは血統をベースに見る私個人の感覚なので、この一戦を見て「上がりの速い瞬発力競馬に強いタイプ」と判断する見方もあるとは思います。この先を分析する際、私はもっとタフでスタミナが問われるようなレース、単純に長い距離の方がパフォーマンスを上げると考えますが、今回のレース内容を重視する方は、マイルくらいで瞬発力を問われた方がいいと考えるでしょう。この辺りは何が正解かというより、各々がどう考えるか？という自由裁量の部分だと思っています。客観的な正解はもう少し経ってから出るはずです。

狙ったビービートレイターは、結果的には流れ不向きだと思います。上がり３ハロンだけの競馬ではこの血統は持ち味を活かせませんね。勝負に出る強気な騎乗はしてくれたので、納得はしています。結果は出ませんでしたたが、間違いなくこの配合にとってココはベストの舞台だったと思います。

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