うまスクエア

【境和樹・穴馬券ネオメソッド】

AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R～12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)

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中山11R 皐月賞(G1)(芝2000m)


一時期は瞬発力型に針が傾き、マイラータイプの好走が多かった皐月賞ですが、近年、再び欧州血統の存在感が増しています。

そして、今年に関しては若葉Sのデシエルト、スプリングSのビーアストニッシドと逃げ馬がトライアルで権利を獲って出走してきました。
両馬がやり合うかどうかはさておき、先行馬がシッカリした組み合わせになったことは間違いありません。

加えて、木曜～金曜にかけて雨が降り、馬場渋化が残る可能性もある状況。

ただでさえ、スタートからゴールまで2度の急坂を走らされる中山芝2000の皐月賞は、潜在的にスタミナ欲求が強い舞台。
これに、先述のメンバー構成と馬場状態が合わさることで、今年は、より一層スタミナの要求値が高まることが予想されます。

今年の皐月賞は、欧州血統、その最高峰である凱旋門賞血統に注目したい。



昨年、8人気で2着したタイトルホルダーの母父モティヴェイターは、凱旋門賞連覇を果たしたトレヴの父。同年3着ステラヴェローチェの父バゴは、現役時代に04年の凱旋門賞を制しています。

一昨年の2着馬サリオスは、母父がロミタス。このロミタスは、11年の凱旋門賞勝ち馬デインドリームの父。同年8人気3着のガロアクリークの母母父ナシュワンは、先述バゴの父です。

近年の皐月賞でも、凱旋門賞血統は確かな存在感を見せています。

凱旋門賞血統、すなわち、「自身が現役時代に凱旋門賞を勝った馬」または「種牡馬として凱旋門賞勝ち馬を出している馬」に注目して候補馬を抽出。

②アスクビクターモア
(母父レインボウクエスト)

⑤グランドライン
(母父ディラントーマス)

⑧ダンテスヴュー
(母母父カーリアン)

⑱イクイノックス
(母母父トニービン)

②アスクビクターモアは、母父に凱旋門賞勝ち馬レインボウクエストを保持して血統テーマをクリアする存在。

これまで4着以下ナシの安定感に加えて、中山コースは3戦3勝のベストコース。近年不振の弥生賞勝ち馬ですが、今年は大いに出番アリと見ました。

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阪神11R
アンタレスS(ダ1800m)
◎⑤ケイアイパープル

『近3走以内に1900以上の距離で3着以内』

これがアンタレスSの好走パターン。実走距離より長めの距離に適性がシフトしている馬を狙い撃ちたいレースです。



今年の候補馬は以下の通り。

④ウェスタールンド

⑤ケイアイパープル

⑧オメガパフューム

⑨ユアヒストリー

⑩ニューモニュメント

⑬グロリアムンディ

⑤ケイアイパープルは、前走、名古屋の1900で名古屋大賞典2着で好走パターンに合致。

昨年は14着と大敗に終わっていますが、当時は長い距離にもオープンにも実績がありませんでした。その後、OP特別を2勝、交流重賞勝ちの実績も加えて馬自身パワーアップは歴然。今年は侮れない存在となるでしょう。

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