採れたて!トレセン情報

第1200回

採れたて!トレセン情報

関西事情通のちょっとイイ?話
平安ステークス(G3)
決め手はヒケを取らず!
注目ルーキーが快挙なるか

いよいよ、ホースマンの夢である東京優駿日本ダービーが次週に迫って来た。その前週である今週末は、日曜日には優駿牝馬オークス、まさに春競馬の佳境を迎える。

その前日の土曜日、祭りの前の静けさか、静かに平穏に平安ステークスが行われる。

まず注目されるのは、ダートに矛先を変え1勝クラスから3連勝で一気にオープン入り、しかし重賞初挑戦となったマーチステークスでは、キャリアの浅さと、落鉄の影響もあってか14着と大敗を喫したアメリカンシード。

大敗は喫したものの、この中間は立て直しを図り、鞍上も引き続きルメールが手綱を取ることで、改めて注目の存在、今回は真価を問われる一戦になるだろう。

そのアメリカンシードの走りは注目ではあるが、脚質的にどうしてもマークされる立場、特に今回の出走メンバーの有力どころは斤量を背負っている馬が多いため、斤量が重いとスッと動けないこともあって早め早めの競馬になると思われる。

そんな展開で浮上してくるのが…

2勝クラス・3勝クラスを後方から差し切っているドスハーツ

この2戦はメンバー中最速の上がり3Fを計時しているが、この2戦に留まらず、近5走上がり3F最速の脚を使っている。さらに、芝のデビュー戦を除く2戦目以降、計16戦で11戦が出走馬中上がり3F最速、そして残る5戦も3位以内の決め手を繰り出している様に、確実に差し込んで来ている。

しかも、今回の舞台である中京ダート1900mは前走で勝利しているが、その走破時計は今回のメンバーの中でも持ち時計NO1となる1分57秒3、もちろん馬場の差があるので一概には言えないが、昇級戦で初重賞挑戦でも通用する下地があると言えるだろう。

鞍上は、今年デビューしたばかりの小沢大仁君。今回が初重賞挑戦。

普通は不安の方が大きくなるところだが、今年デビューの新人騎手の中では、先週までで関東の永野君とともに最も勝ち鞍を上げ8勝をマーク。さらに小沢大仁君のデビューと言えば、デビュー初騎乗初勝利に留まらず、その日の最終レースで2勝目をマーク。JRA騎手でデビューした当日に2勝したのは、平成以降では福永騎手と松山騎手の二人しかいない快挙。因みにその二人も初騎乗初勝利を挙げている。

その快挙を成し遂げた時に手綱を取っていたのは、今回も手綱を取るドスハーツ。

初騎乗初勝利、そしてデビュー日に2勝をマークという快挙を成し遂げた小沢大仁君、その日に手綱を取ったドスハーツで、重賞初騎乗でいきなり勝利を掴むという、またも快挙を成し遂げる可能性もあるだろう。

注目してみたい。


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