東京大学名誉教授が射抜くワイド1点

[2024年2月17日]

【フェブラリーS】大混戦模様の中で狙い撃つのは!?

最近、日本のGDP(国内総生産)がドイツに抜かれて世界の4位になったことが悲観的に報道された。このところの円安もあって、なんとなく日本が低迷気味であるような印象がある。

たしかに、「量」としてみると生産高が落ちているのかもしれない。だが、視点を変えて「質」としてみれば、どうだろうか。

たとえば、野球の大谷翔平くんは世界一の選手として認められているし、競走馬のイクイノックスは昨年の世界ランキングの1位になった。

また、しばしば日本の料理は世界最高ではないかという評判を聞く。和食はもちろん、洋食や中華も日本風のアレンジでより美味しいものになっているという。

これらの背景には、いい人材や物品を生み出すためのシステムがきわめて高い水準で機能しているということを意味するのではないだろうか。

ふりかえれば、敗戦国になった戦後の日本では、日本の悪口を言うことが進歩的であるかのような雰囲気があった。日本を誉めれば、まるで右翼であるかのような目で見られるようだった。

これが米軍司令本部(GHQ)の政策であったかは問わないにして、もうそろそろ自国に誇りをもたないことを由とする風潮から抜け出してもいいのではないだろうか。

そういえば、昨年のJCもBest Race of the Worldに選ばれたことも忘れないでおこう。

さて、今年最初のG1とあって、居酒屋「青夷」の面々も力が入ってくる。しかも、来賓席ダービールームの一室で観戦できるとなれば、面々の顔もほころんでいるかのようだ。

サウジ、ドバイで超高額賞金レースがつづくせいで、JRAのトップダート馬は出走しないが、大混戦模様で馬券としてはおもしろい。

口撃機関銃ヤマさんは、前走惨敗でも人気急落の⑩タガノビューティーを狙うらしい。東京ダート1600mの走破タイムもメンバー中随一。相手は手広く、単複・馬連・3連複でいくらしい。

ギャンブル狂師ミノ先生は、レヴェルの高かったチャンピオンズCと東京大賞典で連続して2・3着だった⑭ウィルソンテソーロと④ドゥラエレーデの馬連・ワイドの1点と2頭軸3連複総流しでいくらしい。

穴党狙いのマスター・ジュンは穴馬が多すぎて絞り切れず、⑥カラテと⑩タガノビューティーの高齢馬2頭にするという。⑥は血統的にダートが期待できるし、⑩はスタートさえ上手くいけばなんとかなりそうだとか。それぞれを上位馬数頭と馬連・ワイドでいくらしい。

さてさて、本日(土曜日)の京都11R京都牝馬Sで16番人気の3着馬コムストックロードの複勝29倍を的中させて上機嫌の「ワイドの凌」さんは、明日はミノ先生の予想に便乗するつもり。当日、ピーンとくる人気薄馬がいたら、複勝を買ってみる気でもあるが。


フェブラリーS
④-⑭ ワイド1点で勝負する
④-⑭ 2頭軸3連複総流し14点で遊ぶ


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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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