日刊Sには載せられない今週の裏ネタ

提供:ホースメン会議

今週の裏ネタ[2018年5月24日]

重賞初制覇はココで!


土曜東京11R
欅S
トウショウドラフタ
ダートを使うワケとは!?
休み明けの前走、谷川岳Sで3着と立ち直りの兆しを見せたトウショウドラフタが、今回はデビュー23戦目にして初めてダート使い。その真意について萱野調教師によると「以前から1度ダートを試してみたいと思っていた。状態が良い時に使わないと意味がないので、調子が上がってくるのを待っていた」とのこと。

その思惑通りにレース後の気配は良化ムードで「東京の1400Mという距離も合うので、このタイミングでダートを使うことにした。ここで結果が出せれば今後の選択肢が広がるので、何とか頑張って欲しい」と萱野師は色気タップリだ。



日曜東京9R
むらさき賞
ミッキーグローリー
期待度はダービー以上
5ヶ月半ぶりに戦列復帰するミッキーグローリー。どこかが悪かったわけではなく馬体調整の休養で、帰厩後は早くからこの東京開催に照準。

国枝師に言わせても「久々でも太め感はなく、稽古の動きも良いよ。前走で3馬身も負かしているゴールドサーベラスはすでにオープン入りを果たしている比較からも、能力は十分に秘めている。昇級でもヒケは取らない」とキッパリ。

そしてダメ押しのひと言が「今週使う馬の中では1番楽しみにしているんだ」。ダービーへ2頭出ししていながら期待度はこちらが上となれば、これはイキナリから注目。



日曜東京11R
薫風S
レッドオルバース
二桁大敗から一変も
前走の名古屋城Sは12着に大敗したレッドオルバースの巻き返しに期待する。国枝師は「今ひとつ敗因がハッキリしないけど、ひとつ考えられるのはキックバックで砂を被って嫌気をさしたようだ」と分析。

2,3走前には今回と同じ東京ダート1600Mで休養を挟みながら連続3着しているように能力は十分で、コース替わりも大歓迎。国枝師は「稽古の動きは良いし仕上がりは順調。今回はユタカちゃん(武豊騎手)に乗ってもらえるので、好レースを期待したい」と反撃に意欲を見せている。



日曜東京12R
目黒記念
チェスナットコート
重賞初制覇はココで!
距離を延ばしてから素質が開花してきたチェスナットコート。初めてのG1に挑戦した天皇賞(春)は、最後まで渋太く脚を伸ばし強敵相手に5着と善戦。

蛯名騎手は「小柄な馬なので、前走は58キロが厳しかった。ハンデ戦に替わり56キロで出られるのはいいね」と、前走からの条件好転に手応え十分の口ぶり。東京コースで準オープンを勝ち上がり、かつ芝2500Mの距離では日経賞2着の実績。東京芝2500Mは初めてでも合わないはずがない。ここで重賞初制覇を決める場面は十分。



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今週の裏ネタとは?

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者が、ハード取材で仕入れた裏ネタをコッソリお教えします。
堀内 泰夫

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者。かの故・大川慶次郎氏も一目置いていた存在。

現在も美浦トレセンに足を運んでハードな取材をこなし、安定感のある予想は業界随一の呼び声が高い。

「下手に穴を狙うより、堅いレースを絞って獲り切る方が馬券は圧倒的に儲かる」をモットーに、多数の会員様から絶大なる支持を集める。

「大きな万馬券を当てて一発逆転のスタイルの人もいるが、そういう精神状態では研ぎ澄まされた発想が出てこない。常に勝ち組でいる事こそが長く馬券を続ける最大の秘訣」とその達観した馬券戦術を語る。

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